深圳ローカルNAVI 創立5周年!深圳在住ファミリーがもっと知りたい「若葉こども学園」 のこと。
不動産NAVIの加藤さんによると南山・蛇口エリアでお部屋探しをされる駐在員(ご家族)にとって幼稚園・小学校へのバスルート上であることが重要なポイントになっているという。最近ではそれらのエリアに新築物件も増え、駐在員さんの選択肢も広がっているとのこと。
また深圳には日本式幼稚園『わかばこども学園』があり、先生からのご紹介で幼稚園を見学されたご家族をそのまま物件見学へとご案内するケースも多々あるそうだ。今回はその『わかばこども学園』を訪ね、加藤さんと共にお話を伺い、支持される秘訣を探ってきた。
左から、不動産NAVIの加藤さん、若葉こども学園の渡辺さん
教育理念や想い
「一人ひとりの個性を大切に、世界に、未来に羽ばたく子どもたちを育てたい。」という教育理念のもと、自ら考え学び、自分の持つ可能性を最大限に広げながら成長し、未来を創造して切り拓く力を育むことを目標としている。ただ日本の幼児教育を行うだけでなく、これから、グローバル化が進む時代で、与えられたルールや価値観だけで物事を考えるのではなく、様々な社会に適応できる人材を育てたいという想いがある。
合言葉は「いかのおすし」!? 安心・安全対策
同園では、日本とは環境の異なる中国で、責任を持って園児を預かれるよう徹底した安心・安全対策を行っている。必要条件をクリアし、中国の教育ライセンスを取得し運営しているのはもちろんのこと、教員の他、警備員や看護師も常駐。また、様々な事態を想定した避難訓練も行われており、不審者対策として園児は「いか・の・お・す・し」という言葉を覚えるそう。一体、どういった意味だろうか?
•ついて「いか」ない•知らない車に「の」らない•「お」お声を出す•「す」ぐ逃げる•「し」らせる
子ども達が覚えやすいようにと作られたそうだ。また、健康面の安全についも、園医の健康診断だけでなく、登園時に看護師が一人ひとりのヘルスチェックを行うなど徹底している。
個性・社会性・人間性・国際力を育むカリキュラム
同園には、学年ごとに年間目標を定め、その達成に向けた様々な活動や授業、取り組みがある。ここで注目したいのは「縦割り活動」だ。最年少から年長までの異なる年齢の園児たちでグループを作り、通年、様々な活動を行っている。異年齢の子と共に学ぶことで、年下の子は好奇心を刺激されたり、年上の子は思いやりを学んだり、自信をつけるという成果を期待できる。始めは園児たちも戸惑うようだが、徐々に楽しむようになり、社会性や協調性の成長に役立っているという。
通常の授業も、子どもたちの五感を刺激し、個性や国際力を育むようなものが中心だ。年少からネイティブの先生による英語の授業があり、選択で中国語や日本語も学べる。また、楽しく体を動かすことを覚える体育の授業は、基礎的な体力をつけることを目的とした、マットや飛び箱、水泳などの他、選択でサッカーとダンスの授業を受けることもできる。いずれも、幼少期から親しむことで苦手意識や抵抗を無くそうという狙いだ。さらに、年長に上がると、書道やお茶席体験で集中力やマナーを身につけたり、ブロックやパズルを使って算数の楽しさを学ぶ「アルゴクラブ」※を体験したり、ピアニカで音楽を自ら奏でる経験をするなど、小学校に入学してからのこと、また、それよりも先の将来についても考えられているカリキュラムという印象を受けた。
※「算数オリンピック数理教室アルゴクラブ」のプログラム。深圳若葉教育センターグループのepis Education Centreが導入している。
「楽しく、おいしく食べよう!」を大切に
同園では、楽しく、おいしく食べることを通じて、生活の質を向上させるという考えのもと、好きなものを好きなときに、好きなだけ食べるということではなく、いつ、誰と、どこで、どのように食べるかを大切と捉え、食を通した教育、「食育」を行っている。主な活動は、給食当番制の導入、食物栽培と収穫活動、簡単なクッキングだ。年少の途中から年長まで、給食があるとき(年長・年中は週1回)は、給食当番でお手伝いの歓びを体験させる。さらに、前述した縦割り活動で、自分たちで野菜を育て、収穫して料理まですることで、食物の大切さや料理をする楽しさを学ばせるのが狙いだ。ちなみに、年長や年中クラスは、給食の日以外は手作りのお弁当持参の他、外注のお弁当を頼むこともできる。給食やお弁当を提供する業者は、保護者の意見や商工会の紹介などから決定された、人気と信頼のある日本料理店を選んでおり、食物アレルギー対策のため、毎月メニューを事前配布するなど、安全・安心の面での工夫も怠らない。
我が子の可能性を信じさせてくれる幼稚園
同園は、子どもたちを信じる気持ちが強い。最初から、あれこれと決めつけずに、様々なことにチャレンジする場を提供し、子どもたちが、自分の得意なことや好きなことを、より見つけやすい環境だ。ここで体験したことは、幼少期の貴重な経験にもなるであろう。我が子をついつい周りと比べてしまう傾向にあるなら、様々な可能性を信じさせてくれる同園はとても魅力的だ。「結果よりも経過が大事」という滝田園長の言葉は、それを象徴しているように思えた。入園に関する問合せは随時受付中。気になる方は、左記情報と「若葉こども学園」のHPをチェック!
若葉こども学園
住所:深圳市南山区南海大道1113-1115 花様年美年広場3棟2階
電話:(86)755-2609-9626(日本語)
(86)755-2737-3799(中国語)
メール:info@wakabasz.com
ウェブ:www.wakabasz.com/index.html
不動産NAVI
住所:深圳市羅湖区南湖路 深華商業大厦写字楼401号室
電話:(86)755-2584-5960
住所:深圳市南山区海岸城東座225号
電話:(86)755-3660-7226
メール:info@fudou3navi.com
ウェブ:http://www.fudou3navi.com