僕の香妻交際日記 第22回 「この人、ひょっとして凄いお金持ちなんじゃないの」と思わせられた瞬間ベスト5

2018/02/28

先日、香港のJ2チャンネルでドクターXの最終回を見ました(たまたま)。そのワンシーンに西田敏行が米倉涼子の最後のオペの請求書を見て「35億円!?」と自分の目を疑っている場面がありました。
結果的には、その請求書は偽物だった(本当の請求額は5000万円)のですが、私も香港に来てから、この場面での西田敏行のようにめちゃめちゃ自分の目や耳を疑ったことが何度もあります。特に香港のお金持ちたちにはいつも驚かされます。

1大人になったらどんな車に乗っているのでしょうか…

1.「最低でも毎月40万香港ドルは稼がないとね」
最近、三つ子が産まれ、合計4人の子供と4人のヘルパー、3000sqftオーバーの新居の家賃等を賄うため、毎月40万香港ドルないと家計が赤字になるらしいんです。何より稼げる当てがあるんだからすごいっす!

2.「家賃37万香港ドルのくせに家の中は問題だらけで困るわ」
サイバーポート(名前がすでにイカしてます)という場所にある一軒家(3階建)に住んでいます。ガレージだけで私の家の広さに肩を並べてきます。でも引っ越した当初は家の中の至る所が問題だらけだったそうです。修繕費も半端ないって!
3.「クリスマスツリーフロム カナダ」
毎年3m大のガチのモミの木をカナダから取り寄せているそうです。私もそんなクリスマスツリーに憧れますが、いりません。まず3メートルのモミの木はうちには入りませんから!残念。

4.「息子のBMWが動かなくなった」
子供の頃、アンパンマンの車のおもちゃに乗って家の前の道路で遊んでいた記憶がありますが、時代は変わりました。4歳の弟が所有する車はBMWにポルシェ。好きなキャラクターはバズライトイヤー。ちなみに隣のサウジアラビア人の友達は5歳にしてフェラーリを所有。時々、2人でドライブ(近くの公園)に行くそうです笑。

5.「無人島を買いたいと思ってます」
リパルスベイに住んでいるので、窓から無人島が見えるらしいんです。そして、その島を眺めながら、あの島にインフラを整えて新しい街を作ったら面白いだろうなと考えてしまうそうです。
昔、パチンコで一儲けしたマンション久保田やベンツ小林なんて人たちを見て、「ベンツかっこいいな」と思っていた自分がかわいく見えます。

ちなみに、ここで紹介した香港人たちに共通していることは心に余裕があることです。その余裕はきっとお金の余裕から来ている部分も多いと思いますが、多少の問題にはビクともしません。

きっと私なんかよりスケールの大きい、ヤバイ問題も多く抱えていることとは思うのですが、皆さんそういった問題に対しても「何とかできる」と考えています。そして、常に世の中のニュースをチェックしながら、新しいことに対して強い関心を持っています。まさに怠けることを知らないうさぎと言った感じですね。

一方で、私は亀は亀なりにと言いたいところですが、卯年に生まれた長男坊としては、やはりうさぎのまま燃え尽きたい。そこで、まずは今日から毎日ヤフーニュース(スポーツ欄)を見ながら自分の得意分野くらいは常に情報の更新をしていこうと思います。

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井上康生(全日本柔道男子ヘッドコーチ)、よろしくお願いします。

ではでは

ルーシー龍

ルーシー龍(りゅう)
香港人妻との結婚歴3年目の日本人。沢木耕太郎の「深夜特急」を読んでチョンキンマンションに憧れて香港にやって来る。趣味は早く家に帰って妻と一緒にTVBのドラマを見ること。

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