香港在住の日本人主婦によるリレーエッセイ Vol.217

2022/06/08

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Vol.34

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ダンナってラスボスよね。しぶといわよね。

スクリーンショット (1300)ママ友との会話でダンナの話って盛り上がらなくつまらなく生産性がない。ダンナの悪口大会も後味悪いし、そもそもよそのダンナになんか興味なし! そんなメタくそ言われてるダンナ衆の事を書いてみようかなと、思います。
どんな奥さんでも悩みのひとつにダンナをあげますよね。
どこ探しても何も問題ない、とってもいいダンナなの。って人はいないと思う。
強いて言えば、うちの母くらいです。
喧嘩なんぞ見たことなくいつも仲良し夫婦。母は父のことを尊敬してるし、父も母のことを尊敬してる。
ホントにいい関係。俗にいう幸せ家族。この家庭に育ったため、父という存在は母を立て、優しく子育ても協力的で、少々邪険な態度を妻がとったとしても、全く変わらずいつもニコニコしてるのが父親。という像ができてしまっていたのが、私の人生最大のミスでした。
いやー。結婚してから試練でしたね。全く父と違う違う!
申し訳ないが、ダンナは悪魔に魂売ったのかと思った。ほど、極悪人と思いました。笑。
自己中だし、亭主関白な父親はかっこいい(ダンナの父親は昔ながらの頑固おやじ)とか思ってるし、理不尽な怒りを持ってる人だし(モラハラ予備軍か~?)なところがチラホラあったんですよね。スクリーンショット (1301)
ってぶっちゃけますけど、夫婦関係最悪だったんで、子どもに対して毒親になっちゃうんですよね。
いかなる場合も夫婦不仲がだいたい根本なんですよね。
そんなこんなで、ことごとく疲れてしまい、もう憎しみあいもやめようかな。きりがないし。ってことで、ダンナを認めることから始めたんです。1年はかかりましたが、ようやくダンナのことも分かってきて(ちょっと観察したんです、見ようとしてなかったんです)
すると、意外と自分を反省してるし、子どもに相手にされないと落ち込んでたり、私よりしっかりしていて家族の先のことまで考えてくれてるし。だた、自分の話をちゃんと聞いて欲しかったみたいなんですよね。わたしがちゃんと向き合わないとダメみたいだったんです。
あと、先日健康診断で怪しいものがあり1ヶ月悶々と過ごしたんです。子どもたちには言わずダンナのみに伝えて。
検診の翌日から途端にダンナの様子が明らかに変わったんですよね。
普段、一切医者にかからない元気が取り柄の私なんで、戸惑ったんだと思います。
結果。問題がなかったのでよかったことと、妻の緊急事態でこんなに男は変わるものかと思いました。たぶん私がいつも勢いいいし、弱っている所みせないし、メン強だし根性論タイプなので、傷の舐めあいみたいのをやりたかったのかもしれません。
(少しはくよくよしろよ。と。笑)
スクリーンショット (1302)まさしく家に男が2人いる状態だったんです(笑)
ラスボス(ダンナ)は、最後の砦。秘訣は自分自身のコントロールを外してみたら、きっとラスボスも変わってくるはず。それが出来るようになるには、妻の自己肯定感が必要なんですよね。ってことです。

リサーチソース
ラスボスとは、ダンナのこと。
ダンナの悪口は時にはいいが生産性がない。
嫁が弱ると態度急変劇。

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e-ko.のプロフィール

香港在住6年目。好きな言葉はなんとかなるさ! 自己肯定高めな酒好き
ミーハーなAB型2児のママでボーク重子非認知能力認定コーチ

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