「美味しくキレイを手に入れよう〜いちじくとチキンのバルサミコソテー」キレイをつくるレシピ帳

2017/09/26

皆さんこんにちは。フードコーディネーターの川島です。
美容を絡めた日本のトレンドを基に、「キレイをつくる」レシピを皆さまにお届けしていきます。
メイクや服装で見た目を変えることはできますが、本当のキレイは身体の中から。
これから紹介していくレシピを日々の生活に取り入れて、心も体も美しくなりましょう!

ichiziku@胃夏の終わりから秋にかけて、限られた時期にお目にかかることのできるいちじくは、漢字にすると「無花果」と書かれ、花を咲かせず実をつけるところからその由来が来ているとされていますが、実は果実を割った時に見える中心の赤い部分が花という不思議な果実で、古くから「不老長寿の果物」とも言われています。

そんな神秘的な風貌のいちじくは、女性に嬉しい効果をたくさん秘めた果実なんです。

女性ホルモンのエストロゲンと似た成分「植物性エストロゲン」が、種子部分に豊富に含まれており、女性特有の症状に作用し、ホルモンバランスを整えてくれます。

他にも、美白効果のあるザクロエラグ酸や、アンチエイジング効果のある抗酸化作用の高いポリフェノール類もとても豊富。

今回はいちじくと、補気効果も高い鶏肉を組み合わせたレシピをご紹介します。

〈いちじくとチキンのバルサミコソテー〉
 鶏モモ肉     1枚(350g程度)
 いちじく     中2個
 オリーブオイル  小さじ1
 Aバルサミコ酢  大さじ2
 Aしょうゆ    小さじ2
 Aはちみつ    小さじ2
 塩        少々
 胡椒       少々

❶鶏肉は半分にカットし、塩・胡椒をする。いちじくは1/4にカットする。
❷フライパンにオリーブオイル(小さじ1)を熱し、鶏肉を皮目からいれ、フタをして焼き色がつくまで焼き、裏返しじっくり中まで火を通したら取り出す。
❸余分な油を軽く拭き取り、オイル(小さじ1)を加え、いちじくもソテーして取り出し、皿に盛る。
❹フライパンを軽く拭き取り、Aに軽くとろみがつく程度に煮立たせソースを作り、(3)にまわしかける。

この時期にしか味わえないいちじくの美味しさとエイジング効果をぜひ、味わってくださいね。

こちらのレシピは一例になり、過度に同じものを摂取するのはバランスの偏りとなり返ってお肌にも悪影響がありますので、それぞれの栄養素をひとつの食品に偏らず取り入れてください。

協力:日本ボディスタイリスト協会
参考文献:食品成分表、新エステティック学

川島令美川島 令美 (かわしま れみ)プロフィール
フードコーディネーター/料理家/モデル
女優・モデル業と並行し、現在はフードコーディネーターとしてテレビドラマ、広告などのフードコーディネートやスタイリング、雑誌や書籍、WEB媒体にレシピやコラムを掲載、飲食店店舗のメニュー開発や監修、そして料理系のセミナーやイベントへの出演など幅広く活躍中。美食同源を提唱しており、日本ボディスタイリスト協会の食学科顧問を務めセミナーなども行っている。
公式HP:www.vivienne.co.jp/remi

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