今年は手作りに挑戦?湯圓(黒ゴマ餡入り団子)の作り方

2017/11/07

湯圓(Tong yuen)、もしくは標準語で元宵(Yuan Xiao)とも呼ばれる中国の団子は、餅の中に甘い餡などを詰めたデザートで、その丸みの縁起の良さなどから、冬至や旧正月の最終日、元宵节などに家族で食べる風習が根付いている。甘い小豆を入れたものから豚肉の餡が入った食事系のものまで地域によって個性が異なるが、今回は最も一般的な黒ゴマ餡の入った湯圓の作り方をご紹介しよう。

03CXI2AADC28238B1986AApx材料

炒り黒ゴマ                          60g
上白糖                              90g(およそ1/3カップ)
常温に戻したバター        大さじ6
餅粉(glutinous rice flour)     1カップ+打ち粉として少々
お湯                                    1/2カップ

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❶フードプロセッサーもしくはブレンダーで胡麻を細かく砕く。砂糖を加え、ヘラで混ぜたら、バターを加え、まんべんなく混ざるまで様子を見ながら、10秒位ずつフードプロセッサーまたはブレンダーにかける。その後ボウルに取り出し、30分程冷蔵庫で冷やす。

❷餅粉をボウルに入れ、混ぜながらゆっくりとお湯を入れていく。柔らかすぎず硬すぎない、整形しやすい硬さになるよう気をつける。できたら塗れ布巾を被せておく。

❸小鍋にお湯を沸かし、1つ分くらいにちぎった餅を入れて浮いてくるまで茹でた後、取り出してから残りの生地に戻し、均一に滑らかになるまで練る。12等分(均等にするなら約18gくらいずつ)にして丸め、くっつかないようにバットなどに並べて、湿ったペーパータオルで覆っておく。

❹1の餡を4~5g程度に丸め、直径5cmくらいに伸ばした生地の中心に入れて閉じる。手で丸めながら形を整え、全て整形できたら再び冷蔵庫に入れておく。

❺中くらいの鍋にお湯を沸かし、団子を入れたらくっつかないよう軽く混ぜる。団子を入れると湯の温度は下がるので、再び沸騰したら1/2カップの差し水をする。この手順を2、3回程度繰り返すことで、砂糖とバターの入った餡がなめらかになる。茹で上がったら、温かいお湯やシロップに浮かべて召し上がれ!

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