マリリンのぶらグル巡り Vol.73

2019/01/09

待望の世界最先端、話題の美食レストラン
「ICHU PERU」がオープン!!

 

世界中で今、注目を集めているペルー料理。その中でもペルーのリマにある「Central(セントラル)」は「世界のベストレストラン50」で常に上位10位にランクインし、2018年には4位に輝いている名店。Vrgilio Martínez Véliz氏が手掛けるアジア初のペルー料理店「ICHU PERU」が中環(セントラル)にある話題のレストンが集まる商業ビル「H Queens」にオープンした。当初は昨年7月にオープンを予定していたが、同年9月にオープンが延期されたものの、期待通りの店内に仕上がっている。世界が認める料理を楽しむことができるということで、オープン当初から人気を博している。伝統は残しつつもモダンかつコンテンポラリーにアレンジされたペルー料理の数々を提供している。

エグゼクティブシェフのVrgilio Martínez Véliz氏

エグゼクティブシェフのVrgilio Martínez Véliz氏

まず注目したいのは、店内のインテリア。数々の賞を受賞したインテリアデザイナーのジョイス・ワン氏がペルーのランドスケープからインスピレーションを受けて、ペルーの大自然を感じさせてくれてくれるような石やスレート、木材を多く使用している。色鮮やかな色彩のタイル、壁画や家具を合わせることでアクセントを加えている。照明を落としたシックな店内は、洗練されていながらもリラックスさせてくれるインテリアに仕上げている。店内中央にあるオープンキッチンからは、まるで劇場のステージを眺めるかのようにシェフが料理を作っている様子を見ることができる。

ペルーの国民食をアレンジしたグリルチキン「Pollo Pachamanca」

ペルーの国民食をアレンジしたグリルチキン「Pollo Pachamanca」

それでは同店の料理を紹介しよう。まずは、シェアして楽しみたい小皿料理の数々。ペルー名物料理の魚介マリネセビーチェ。新鮮な鯛を角切りにして紫タマネギ、タイガーミルク、ライムジュースでマリネした「Ceviche Clasico」。あっさりとした口当たりで酸味と白身魚の甘さが絶妙のバランス。スーパーフードで注目のキノアとミックス野菜を合わせたサラダ「Quinoa Salad」は、鮮やかな色の組み合わせが綺麗だ。メインメニューの看板料理の一つでもある新鮮なシーバスを一匹丸ごとバナナの葉で包んでカラフルな野菜やライム、パクチー、ロコトペッパーで作りタマリロソースを合わせた「Pez Amazonia」は、酸味とピリ辛さが食欲をそそる味。グリルしたチキンにパチャマンカソース、クミンを合わせた「Pollo Pachamanca」、リブアイビーフにパクチーやトマト、赤タマネギを添えた「Lomo Saltado」はお肉好きにおススメのメニュー。

ライムの酸味が効いたタイのセビーチェ「Ceviche Clasico」

ライムの酸味が効いたタイのセビーチェ「Ceviche Clasico」

カラフルな色合いが美しい「Quinoa Salad」

カラフルな色合いが美しい「Quinoa Salad」

シーバスを丸ごと蒸した「Pez Amazonia」

シーバスを丸ごと蒸した「Pez Amazonia」

 

店内奥にはこじんまりとしたバー、そして緑が沢山の美しいテラスバーもあり、食前や食後に同店自慢のカクテルを楽しむこともできる。ミクソロジストには、「Aqua」や「Buenos Aires Polo Club」でヘッドミクソロジストとして勤務していたMassiimo氏が腕を振るう。食事にワインもいいがここはあえてカクテルを合わせて楽しむのも良いのでは。

 

今話題の人気シェフが作る世界最先端のペルー料理を味わいに行こう。

 

 


ICHU PERU
住所:3/F., H Queens, 80 Queen’s Rd. Central
電話:(852)2477-7717
時間:ランチ 12:00~14:30、ディナー18:00~22:30
ウェブ:http://ichu.com.hk

Pocket
LINEで送る