マリリンのぶらグル巡り Vol.91
香港で長年愛されるイタリアンレストラン「Isola Bar & Grill」新春メニューを発表!
IFCといえば、香港駅があり数多くの観光客や近隣で働くビジネスパーソン、買い物を楽しむ人たちで常に賑わいを見せている香港の玄関口。そしてもちろん話題のレストランが軒を連ねるグルメスポットでもある。この人気のエリアに店舗を構えるイタリアンレストラン「 Isola Bar & Grill」。多くの人々から親しまれ、日本人にも人気のあるレストランだ。以前は広々としたテラスでビクトリアハーバーを眺めることができ、美味しい料理からドリンクを楽しむ人たちでにぎわいを見せていた。その後、2階へ移転して以降、テラスはなくなってしまったが、今でも店内からは美しい景色を眺めながら食事を楽しむことができる。
同店は新たにシェフを迎え入れて新メニューを発表した。イタリアのピエモンテ出身のエグゼクティブシェフのMichelazzo氏は、フランスでミシュラン3つ星シェフのGeorges Blanc氏や2つ星シェフのMichel Hassier氏の下で腕を磨き、故郷イタリアの有名レストランではヘッドシェフを務めた。その後、香港の飲食グループ「Gia Group」が上海、北京で展開する「Va BeneItalian Restaurant」のエグゼクティブシェフとして活躍した。今回は同氏が世界各国から厳選して取り寄せた食材を使用した春の新メニューをご紹介しよう。
まずは、グリルした新鮮なスペイン産蛸を調理し、燻製したなすびのピュレの上に乗せ、ラズベリーとレモンのソースを添えた「La Piovra」は、柔らかいタコの触感を楽しんでほしい。ソテーした北海道産ホタテとカリフラワー、イタリア産黒トリュフをたっぷりトッピングしたちょっぴり贅沢な「Le Capesante」は、シンプルな料理だからこそトリュフ本来の風味が料理の味をさらに際立ててくれる。
人気パスタメニューには、自家製ベジタリアンカルボナーラソースを詰めた「Ravioli alla Carbonara」。味がしっかりしているのでベジタリアンじゃなくても十分に楽しめる味に仕上げている。開店当初から人気メニューの「Gli Strozzapreti alla Norcina」は、イタリアの小麦粉Grano arso flourを使用した自家製パスタと豚の頬肉とアーティチョークを合わせており、ぜひワインと一緒に楽しみたい。
メイン料理にはイタリア・トスカーナ州、オルベッテロ産の鱸を丸ごと塩で包んでオーブンでグリルした「Il Branzinoal Sale」。シンプルだけども海の香りがする一品。肉好きの方に食べて欲しいのは、オーストラリア産のWagyuをグリルし、サイドにはマッシュドポテト、ソースには牛骨、赤ワイン、玉ねぎを2日間じっくり煮込んで作ったグレイビーソースをかけた「La Tagliata di ‘Wagyu Mayura」。食事のお供には、種類豊富なワインメニューからワインを合わせて楽しむことを忘れずに。
さあ、さっそく香港で長年愛されるイタリアンレストランの新メニューを楽しみに出かけよう。
Isola Bar & Grill
[住所]:Shop 2075, 2/F., IFC, Harbour View St., Central
[電話]:(852)2383-8765
[時間]:月~日 12:00~23:00
[ウェブ]:https://gaiagroup.com.hk/restaurant/isola