葉月に思う事…【コラム:深セン物語】
深センで徒然(つれづれ)なるままに、、、
徒然(つれづれ)なるとは、思いにふけること
~二度目には 月ともいはぬ 葉月かな~
これは小林一茶の有名な俳句。“2度目には月とも言わない葉月であることよ”。まだ夜といえど暑い時期なので、月見をしていられない、と詠んだ句である。
~夏休み、あぁ夏休み、あああー夏休み~
これは筆者が詠んだ俳句。まもなく夏休みで待ち遠しい、まだまだある夏休みが嬉しい、もうすぐ終わる夏休みが惜しい、と小学生の頃を思いだした句である。
…失礼した
葉月は8月
有力な説は「葉落ち月(はおちづき)」が「葉月(はづき)」に転じた説。旧暦葉月は、落葉や紅葉が始まる時期。それが「葉落ち月」と呼ばれるようになったといわれている。 また、シベリアから雁が越冬のために渡ってくる月であるため「初雁月(はつかりづき)」が転じて「はづき」になったという説、稲の穂が張る月である「穂張り月(ほはりづき)」「張り月(はりづき)」が転じたという説がある。
ほかにも、秋風月、月見月、木染月、濃染月、紅染月、雁来月などがある。
深センの8月
とにかく暑い。毎日40度以上の高温がひたすら続く。高層ビル近くの路上は熱風が漂い、ビル内の空調温度と20度以上の温度差により、身体も悲鳴を上げる。
大都会深センであるが、筆者がたまに訪れる梧桐山の山麓は手付かずの自然地区。ここは不思議で奇妙なことがたくさんある。この自然の中へ入りこめば、この世のものでない何かが棲んでいるかも。
山麓の村で起こったらしい奇妙な出来事。ある真夏の昼間、飼い犬が急に吠え出し、牙をむいて猛然と飛び出して行く。またたく間に周囲の飼い犬たちも集まり、群れはある一定の方向へ吠え始めた。牙をむき出し唸り、犬たちは突然猛スピードで“なにか”を追いかけるように森の中へ突進。
「確かに“なにか”がいた、しかしそれが“なにか”はわからない」、そうだ。
夏の季節のトリビア
セミの「ミーン、ミーン」、鈴虫の「リーン、リーン」という鳴き声は、スマホを通すと通話相手には聞こえないらしい。これは、セミや鈴虫の鳴き声と携帯電話の周波数が異なるため。へぇ~
寝ている人の耳元で、ブ~~~~ンという音を鳴らすと、めちゃくちゃ嫌がる。これはピンクノイズといわれる振幅が周期的に変化する音のため、人間はとても嫌う音なのである。
モスキート音と呼ばれる17キロヘルツ前後の高周波音は、年齢とともに徐々に聞こえ難くなるが、蚊の音は老人になっても聞こえるそうだ。よく聞こえる…
蚊の字の“つくり”に「文」という字が使われているのは、蚊の羽音が「ブ~ン」と聞こえることに由来すると言われている。中国語の「文」という字は「ウェン」と発音するが、この字ができた昔の時代は「ブン」と発音されていた。
アイスクリームに賞味期限は無い。永久的に品質を劣化させずに保存できる。冷凍庫にずっと入れていても問題ない。責任は持てぬ!
バニラアイスに醤油を数滴たらすと、みたらし団子の味になるそうだ。びっくりするくらい「みたらし団子」になるらしい。びっくりしたわ
以上、信じるか信じないかは貴方しだい…
深セン在住22年のベテランコンサルタント
宮城 紀生
miyagi@waya.net.cn
深セン華日(ワーヤ)コンサルティング
会社設立・運営、法律相談、会計財務税務
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