カバーストーリー 2022年9月第1週号「漂流にLet’Go」
広東はラフティングに格好の地形
「漂流」にLet’Go!
今年の夏は日本も異常な猛暑だったが、広東省の夏も負けず劣らず暑い夏だった。そんな中、暑さを吹き飛ばすレジャーとして、広東人に近年人気なのが「川下り(ラフティング、中国語でいうと「漂流」)」だ。
広東には山や川が多く、その地形はラフティングをする環境として抜群に良いという。ラフティングは元々、アメリカでの探検活動の移動手段として木製のボートが使われたのが発祥と言われる。それが徐々にゴム製ボートへ移行し軽量化され、世界各国へ普及したようだ。
ラフティングの魅力は、動力のない小舟をパドルのみで操作し、激流を下りながら味わうエキサイティングな感覚だろう。少々危険とも思われるが、実は親子でも楽しめるアウトドアアクティビティのひとつだ。
広東省にはいくつか名所が存在するが、中でも「清遠虎谷溶洞漂流」は、カラフルで神秘的な岩洞穴(中国で唯一!)を通る、最高の映えスポット。普段なかなか自然と触れ合うことの少ない方は、家族や友人たちと計画をし、激流の中のスリル感、大自然の澄んだ空気を思いっきり満喫しに出かけよう!(PPW編集部)