広州市から2時間、中国一の落差を誇る滝「白水寨」

2014/02/18

「この週末、何をしよう?広州市内の観光地は行きつくしたし、かといって家で過ごすのも…」という時は、広州市内の喧騒を逃れ、手軽な日帰りトリップに最適な白水寨がおすすめだ。広州市内から車で約2時間、增城市にある白水寨は中国一の落差428.5mを誇る滝で有名だ。登山道は、観光地としてきちんと整備されているので初心者さんも大丈夫。滝見台のようなスポットがいくつか設けられており、ゆっくりじっくり滝を眺めつつ、登ってみよう。

白水寨

広州市内を離れるにつれ、車窓の風景は緑が多くなり、視界を遮るビルもなく、旅のワクワク感アップ!到着して車から降りると、広州市内より涼しく、空気が綺麗という印象だった。入場後、少し歩くと登山道と桟道にわかれるのだが、滝を見ながら歩ける桟道を迷わずチョイスしよう。川のせせらぎを聞きながら、真正面に滝を望み、整備された木道を歩こう。マイナスイオンたっぷり、空気も綺麗だ。

登山道はほぼ階段になっており、頂上までは9999段あるが、スポットごとに段数(級)が書かれているので現在の高さを把握しつつ登ることができる。桟道沿いには、699級の双龍匯や1499級の瀑鳴台、2199級の親瀑台などの滝見台があり、水しぶきを浴びるほどの近距離で眺めることができる。

桟道が終わるといよいよ、山の中へ…。滝が見えなくなり、かすかな滝の音を聞きながら、ひたすら階段を登る。少し急な階段もあるが、ゆっくり休みながら登れば大丈夫。3299級の沐瀑台、3799級の神仙溝、4099級の仙姑天池を目指しひとふんばり。ここまでくると、だいぶ登ったなと実感できる。

仙姑天池から先、頂上の9999級まではかなり本格的な山道の様子だったので、今回は9999段まで行かず下山。仙姑天池まで登らずとも、比較的歩きやすい桟道内で一番高い1499級の瀑嗚台まででも充分、山と滝を楽しめる。持参したお弁当を食べ、ゆっくり登って下山して、約4時間、是非一度、脱日常トリップへ!

中国一の落差の滝

※2013年2月の情報。料金や営業時間などは変更することがある。
※途中、休憩スポットはあるが、衛生的ではないので、お弁当やおやつを持参することをオススメ。
アクセス:広州市内から約2時間
開放時間:8時30分~17時(祭日は8~18時)
料金:RMB60
ウェブ:http://www.bsz.cc

Pocket
LINEで送る