夏は清遠漂流体験でアドレナリン大放出!珠江デルタの奥庭

2015/07/28

清遠

珠江デルタの奥庭「清遠」
珠江デルタの奥庭広東省中部の清遠市は雨量が多いため水資源に恵まれている。北江、連江、翁江、浜江、潖江といった主流が幾つもの支流に分かれる水源地帯は、美しい山々と清流が織り成す雄大な風景で人々を引きつけてきた。ゆえに”珠三角的後花園“(珠江デルタの奥庭)と讃えられている。

真夏のレジャーは”清遠漂流“で決まり!
清遠には避暑を兼ねた観光スポットがたくさんある。本紙「景ちゃんの勝手にグワンドン観光協会」でも以前紹介した鐘乳洞「連州地下河」やヤオ族の住む「連南千年瑶寨」、また珠江流域北江水系の支流「湟川三峡」はぜひ夏に出かけたいスポットだ。暑さ厳しいこの季節、特に人気のレジャー・スポーツは”清遠漂流“だ。”漂流“ってスポーツ?という声が聞こえてきそうだが、中国語では「遭難」の意味のほかにアウ清遠漂流トドアスポーツ「ラフティング」(激流下り)の意味がある。ゴムボートで急流を下るスリル満点のスポーツで、日本の吉野川や利根川などでも楽しまれている。清遠には幾つもの”漂流“スポットがあるが、「古龍峡」、「黄騰峡」、「青龍峡」、「玄真」などは規模が大きい。落差が大きいほどスリル感も倍増、危険度も高くなる。なので、ラフティング初挑戦の場合は落差の小さい「牛仔谷」というスポットがお薦め。まずここを試してみてまだ物足りないと感じるようであれば、さらに刺激的なスポットに挑戦してみよう。

 

”清遠漂流“での遊び方
清遠漂流での遊び方ライフジャケットとヘルメットを装着してゴムボートに乗り込む。普通は1艘に2人が搭乗。水の流れが早いので、縁についたグリップをしっかり握っておく必要がある。比較的ゆるやかな流れの場所では、幾つかのボートがかたまることがある。こんな時は”水上戦“が始まる!ひしゃくや水鉄砲を持って来ていれば集まったボート同士の水上合戦で盛り上がれる。こんなこともあるのでラフティングでは水をかぶっても構わないという心の準備が必要だ。
せっかくのラフティング、ぜひ写真に残したいがボートにカメラは持ち込めない。でもご心配なく!流れがゆるやかな場所では専門のカメラマンが写真を撮ってくれる。カメラマンが見えたらポーズを決めて映り込もう!カメラマンの脇に表示があり時間がわかるのでそれを覚えておこう。ボートを降りた後で「遊客中心」で自分の写真を購入できる。(通常1枚20元ほど)。コースは45分ほどで終了する。

 

“漂流”注意事項
漂流持ち物:着替え、タオル、洗面用品、ボートで着用するためのクロックスのような脱げにくいサンダル(ビーチサンダルのような簡単に脱げるサンダルは流さる可能性がある)。スタート地点で持ち物をガイドさんか運転手に預け、ゴール地点で受け取る。貴重品を携帯したい場合は防水バッグを購入してそれに入れる。メガネを着用する場合は、安全のためスポーツ用フレームのものを使用し、脱落防止のためにバンドで固定する。コンタクトを装着しての参加はできない。
天気:長時間屋外で過ごすので、日差しの強い日には日焼けにご注意!
参加条件:下記に該当する方は参加できない。妊婦、心臓病、高血圧、60歳以上、身長1.2m以下、強度近視。
安全:ライフジャケットを着用し、ボート内ではグリップをしっかり握る。難所ではスタッフの指示に従いロープから手を離さない。
ワンポイント:水に濡れて寒くなってしまった女性の方には“姜湯”がオススメ!これを飲んで体を温めよう。

 

 

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