マリリンのぶらグル巡り Vol.4

2017/08/24

植民地時代の文化にインスパイアされたメニュー

Chetan氏

エグゼクティブシェフのChetan氏

香港のショッピング、ダイニング、エンターテイメントの中心で数多くの大手企業のオフィスが集まるオフィス街でもあり国際色豊かで活気あふれる中環(セントラル)。そんな中環にあるPottinger St.は初代香港総監でヘンリー・ポッティンジャーにちなんで名づけられた石畳街で、当時、天秤棒を担いで荷運びをする人が多かったため、段差の緩やかな石畳が敷き詰められた人にやさしい造りになっている。歴史を感じる下町風情が残る場所。今回は、そんなPottinger St.にある「The Pottinger Hong Kong」の3階にあるオシャレな落ち着いた雰囲気のカクテルバー「The Envoy」を紹介する。

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夏にぴったりな爽やかスピリッツカクテル数々

同店は、「アジアベスト50バー」にランクインの常連である「The Quinary」やジンのカクテルバー「Ori-Gin」の姉妹店。確かな腕と経験豊富なミクソロジーの作る良質のカクテルを味わうことができる人気のお店。そんな同店が新しいフードメニューと夏のカクテルを紹介。新しくなったフードメニューには、1800年代にヘンリー・ポッティンジャー氏が旅したといわれるイギリスの植民地であったマレーシア、インド、香港、イギリスの料理にインスパイアされユニークなアイディアでひねりを効かせた料理が並ぶ。

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インドの定番おやつの「パーニープーリー」

まずは、インドの定番おやつで有名な、小ぶりの丸い揚げ菓子で上の部分を少し割ってマサラ味のジャガイモとひよこを中に詰めて、グリーンチリ・チャートマサラ、タマリンソース、そしてスパイスを加えたヨーグルトを加えた食べる小ぶりの丸い揚げ菓子の「パーニープーリー」。その他、スモークサーモン、アボカド、いくらなど3種のユニークな組み合わせの詰め物も。ゆで卵の代わりに香港の漢方茶漬け卵「茶葉蛋」を使用し半分にした卵の黄身を繰り抜いてつぶし、マヨネーズやピクルスとあえて白身に詰めた「デビルエッグ」。アメリカのシンプルで定番の卵料理にアレンジを加えた一品。ほのかな漢方の香りを楽しんで。イギリスの定番料理で「バンガーズ・アンド・マッシュ」は、マッシュポテトの上に焼いたソーセージとグレービーソースをかけたもの。食べ応えのあるソーセージと滑らな口当たりのマッシュポテトをしっかりソースに絡ませて食べよう。マレーシアの人気スパイシーソース「サンバル」にかけてたべる「スパイス・ポップコーン・シュリンプ」はお酒のすすむ味。

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コロニアル時代の食文化にインスパイアされた料理の数々

夏の新カクテルには、夏にぴったりで、体をクールダウンさせてくれる「ピクニック・スピリッツ」、甘酸っぱいフルーティーな味とミントの組み合わせが女性に人気の「ウォーターフォール」、そして少し強めが好きという人には、ジンベースのカクテルでパッションフルーツと卵の白身、ビターをミックスし仕上げに七味をトッピングし刺激を加えた「ストレンジャー・フルーツ」はピリ辛さが人気

さっそく、ノスタルジックな雰囲気も味わいながらフードドリンクを味わいにでかけてみては。

The Envoy
住所:3/F., The Pottinger Hong Kong, 74 Queenʼs Rd., Central, Central
電話:(852)2169-3311
時間:月~木 12:00~25:00 金土 12:00~26:00 日 11:00~25:00
ウェブ:www.theenvoy.hk

Takasima
マリリン

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