日本が誇る本格料理を香港・マカオで味わうグルメイベントが開催

2017/08/24

毎月、世界各地で出版されている「ミシュランガイド」で星を獲得した各国のレストランのシェフを同紙の香港・マカオ版掲載レストランに招き、毎月期間限定の特別メニューを提供するグルメイベント「インターナショナル・シェフ・ショーケース」。同イベントは、「ミシュランガイド」とワインガイド誌の「ロバート・パーカー・ワインアドヴォケイト」が企画するもので、旅行せずに、本場ミシュランシェフの味を香港・マカオで味わうことのできる貴重なイベントとして注目を集めている。8月は、神戸の芦屋にある本格京料理店で2010年より連続でミシュラン2つ星を獲得している名店「たか木」の高木一雄シェフを招き、香港は8月9日（水）にミラホテルのヨーロピアンレストラン「Whisk」、そしてマカオでは8月11日（金）、12日（土）に「アルティラ・マカオ」の日本食料理店「天政」でそれぞれ開催された。

ミシュラン2つ星シェフの高木氏

高木氏は、京都の老舗料亭「京大和」で10年修行し2005年に自身のお店「たか木」を芦屋にオープン。芦屋の食通をうならせ、絶大な支持を受け、強い信頼を受けている同店で、季節の上等な素材を選び、作り置きは一切せずそのたび出しを引いて仕上げる椀ものや、季節感を大切に伝える八寸などの本格京料理と立派な器でおもてなしをしてくれる。現在では、同店を経営するかたわら、「インターコンチネンタル」などを運営するインターコンチネンタルホテルグループ（IHG）の「食の親善大使」として世界でも注目度の高い一流シェフの5名のうちの一人に選出されていて、台湾のレストランプロデューサーも手掛ける。さらには、海外ホテルのコンサルタントやメニューの考案、国内でも企業の商品開発やお弁当の監修など国内外で幅広く活躍している。英語が堪能で気さくな人柄の高木氏は海外でも多くのファンを持つ。

今回のイベントでは、伝統的な京料理の調理法と高木氏の素晴らしいプレゼンテーションを用いて地元食材を取り入れながら同氏のアレンジも加えた京料理を披露。それぞれの料理には、日本料理の命ともいわれる「出し」でも鰹節ではなく、あっさり品のある甘みが特徴で、希少な国産まぐろ節を使用。季節の食材を活かしながら、上品で味わい深いの料理を披露した。

10月には、ミシュランガイドおすすめのストリートフードフェスティバルをマカオのスタジオシティーで初めて開催する。詳細はミシュランガイドのウェブhttps://guide.michelin.com.hk/enをチェックしよう。

たか木
住所：兵庫県芦屋市大原町12-8
電話：0797-34-8128
時間：ランチ 12:00～15:00、ディナー 18:00～22:00
ウェブ：www.kyotakagi.jp

香港・マカオミシュランガイド
https://guide.michelin.com.hk/en