湾仔(ワンチャイ)タイ料理「穌桟 Cafe y Taberna」

2014/02/06

カフェ?それともタイ料理レストラン?サテーにもコーヒーにもこだわりがキラリ!

黒板メニュー    コーヒー

ローカルのB級グルメからミシュランの星付き店まで、ワンチャイ(湾仔)あたりには特徴的なお店がたくさんあるが、今回は大人気のカフェを紹介しよう。いや、ここは一見カフェのようでいて、実はタイ人が経営するとてもユニークなレストランなのだ。

このレストランは賑やかなワンチャイの中では比較的静かな廈門街(Amoy Street)にある。夜になると観光客の数が減り、やや暗めの街灯のせいで、周辺はちょっとロマンチックな雰囲気に。この通りにタイ料理店はこの1軒のみ。サテー(タイ風串焼き)を焼く香りに誘われて、知らず知らず店の前まで来てしまう。

店内はサテーの香りや香辛料の匂いが漂い、食欲が一気に湧いてくる。黒板におすすめメニューなどが手書された、タイ料理店らしからぬスタイルがとてもおしゃれで期待もふくらむ。こっそりと隣のテーブルを覗いてみるとどの料理も美味しそうで、しかもボリュームもありそう。何人かでシェアするのも良いだろう。

編集部が注文したビーフカレーはココナッツの味がアクセントとなり、長時間煮込まれた牛のバラ肉はとても柔らかく、野菜もたっぷりで、それぞれの旨味が見事にカレーに溶け込んでいる。セットのナンとの相性も抜群。一口食べると、やみつきになりそうな美味しさが広がる。

カレー以外の料理にも注目。中でも本場仕込みのタイ人シェフが作る定番のサテーはぜひ試してみてほしい。香辛料の効いたタレに漬けこみ店頭で焼くサテーは焼き加減が絶妙で、肉はとても柔らかくジューシー。本場にも引けを取らない美味しさに、ついつい4本、5本と手が伸びてしまう。

他のオススメ料理として「豚の首肉のサラダ」はあっさりしていて、食欲をそそられる前菜である。また、香辛料たっぷりの「パッタイの海鮮炒め」は海老の大きさにビックリ!それでいて値段はHKD100と財布に優しく、嬉しくなる。

食後のコーヒーにもサプライズが。普通のカプチーノかと思ったら、綺麗なデザインカプチーノで、一般的なコーヒーショップにも負けない美味しさ。ぜひ試してみてほしい。

本場のタイ料理と本格カフェを同時に楽しめる「穌桟」に、ぜひ一度足を運んでみては。

サラダ   サテー

穌桟 Cafe y Taberna
住所:G/F., 25 Amoy St., Wan Chai
電話:+852-3484-3005

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