インド食文化「ひよこ豆とジャガイモ、カレー“味”のものがメイン!?」

2016/05/16

亜細亜のFree Paperから
ひよこ豆とジャガイモ、カレー“味”のものがメイン!?
Fromインド食文化

インド朝ごはんインド人はカレーばかり食べているイメージがありますが、正解はカレー”味”のものばかり食べている、といった所でしょうか。インド人にとって、カレー味を作るスパイス(マサラ)は日本人にとっての醤油と同じ、インド料理にスパイスは欠かせません。
まず朝ご飯の定番1品目は「チョレ・バトゥレ」。チョレはひよこ豆のカレーの事で紅茶を使って茶色く色付けをするのが特徴。バトゥレは小麦粉を水で練って円形に伸ばしたものを油で揚げたパンのようなもの。朝に食べるには重たいメニューのような気もしますが、インドの人が大好きな朝ご飯メニューです。2品目は「アールー・パラーター」。全粒粉の小麦粉を水で練って作った生地の中にスパイスで味付けしたマッシュポテトを詰めて丸く平らに伸ばし焼いたもの。アールー(ジャガイモ)が最も定番の具ですが、他にもカリフラワーや大根、タマネギなど、中の具材も様々な種類があります。どちらのメニューもマンゴーや人参で出来た漬け物、アチャールが添えられるのが一般的です。
北インドではどこでも朝早くからダーバーと呼ばれる安食堂でこういったメニューを提供しています。インドにご旅行の際はぜひお試しください。

文:インド 月刊Chalo編集部 飯島綾子
http://gekkanchalo.com
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