中環(セントラル)アジアンフードに西洋のアレンジ「Glasshouse」

2014/04/22

絶品の海景を眺めながら、アジア×西洋の新変幻の味

カクテル パイナップル アジアン

IFCモールといえば有名店が軒を連ねる、香港でも人気のショッピングモールの1つ。昼夜問わず、近隣で働くビジネスマンやMTR香港駅を利用する旅行者で賑わいをみせる。そんなIFCの4階、ビクトリア・ハーバーが眺めることができる場所に、アジアンフードに西洋のアレンジを効かせた料理が楽しめるレストラン「Glasshouse」が新たにオープンした。

同店は、1つのジャンルに限らず、各国料理のレストランを多彩に展開するGaiaグループの新店。店内には高級な雰囲気が漂うが、それとは裏腹に良心的な価格設定で気軽に利用できるレストランだ。モダンでありながら木の温もりが感じられ、農作業に使われる手押し車や落ち葉をかき集めるくま手、テラコッタ色の土器などが並べられ、緑溢れる田舎のハウスガーデンが再現されている。

まずは、同店自慢のカクテルで乾杯。ウォッカにサワーミックス、パッションフルーツのピュレ、オレンジ、オレンジビター、卵の白身をミックスした「The Floating Heart」は甘酸っぱさが癖になるカクテル。ハートの形にデザインされたビターが女心をくすぐる。お酒が苦手な人には、血液の循環を向上してくれる効果があるという「Butterfly Rainbow Ice Tea」を。その中でも、レモングラス、ライムジュース、パイナップルジュース にButterfly Teaを加えた「Blue Sun Set」がおすすめ。虹のように色が変わる様を楽しんでみて。

同店の料理の特長は、何といってもそのユニークさ。東南アジアの料理に西洋の要素を加えた、ほかではあまり味わえない料理が並ぶ。まずはタイの代表的な麺料理「パッタイ」。イカ墨の麺、バーベキューポーク、豆腐、ピーマンやモヤシなどたっぷりの野菜にトローリ温泉卵を加えれば味わいまろやかに。お肉は香ばしい炭の香りが食欲をそそる「ラムチョップ」。マスタードの代わりに、パクチーと生姜をペースト状に混ぜたソースでいただく。蒸し魚料理に使われるこのソースが、ラム特有の臭みを上手く消してくれている。添えられたマッシュポテトにはわさびが効いているのも面白い。

ポーク ヌードル デザート

香港でもお馴染みの「シンガポールヌードル」は、ロブスターの身とセラーノハム、フォアグラが入ってとっても贅沢。自家製カレーで味付けされたこの一品は、脂っこくなく意外とさらっと食べれる。最後には別腹でも必ず食べたいデザート。バナナたっぷりクリームブリュレにエスプレッソを掛けて食べる同店のクリームブリュレは、デザート好きはもちろん、そうでなくても虜になること間違いなし。さあ、あなたも新感覚のアジア料理にトライしてみては。

Glasshouse
住所:Shop 4009, Level 4, IFC mall, Central
電話:(852)2383-4008
営業時間:11:00~23:00
ウェブ:http://www.gaiagroup.com.hk/glasshouse

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