からあげ特集
「唐揚げを通じて世界平和を目指すため、
唐揚げが一番好きで唐揚げを食べると幸せになれる人たちによって組織された団体」を掲げ、
今や世界最大のファン協会でもある一般社団法人「日本唐揚協会」。
今回は、会長兼理事長のやすひさ てっぺい氏に直談判し、
日本が世界に誇る「唐揚げ」の魅力を余すことなく紹介する。
まず初めにやすひさ会長の自己紹介をお願いします。
私は鹿児島県種子島出身なのですが、当時は島全体の所得が低く、唐揚げはスーパーで買ってくるものではなく、たまに手に入る廃鶏(採卵期間を終えて鶏舎から出される廃棄用の雌鶏)を調理するものでした。廃鶏は肉質がとても硬いのですが、それでもきちんと調理すると美味しくなるので、幼少期は母が作る唐揚げを頻繁に食べていました。その後に東京に居住したのですが、その時にファミリーレストランで食べた唐揚げにまた違った旨さを発見し、唐揚げのふり幅の大きさも実感。完全に魅せられました。そういった思いを抱きつつ、大学在学中にIT関連で起業。駆け出し当時に1億円の負債を背負ってしまい、そこから何とか挽回して今に至るのですが、お金の為に忙殺される日々を過ごしていました。ふと目途が立った際に「好きな事をしたい!」という思いに駆られ、ひょんなことから当協会の八木専務とも意気投合し、発足しました。
唐揚協会の歩みと活動について教えてください。
2008年7月に発足し、翌年から本格的に稼働しました。発足後すぐに会員が1000名を超え、現在は16万人と世界最大のファン協会に成長しました。主な活動としては「唐揚調理の一般家庭へのより深い普及」、「プロの現場で活躍できる人材の教育」をモットーに「唐揚検定」(無料)による「カラアゲニスト」の育成、「揚師検定」(有料)を主催。その他にも「ローソン」で販売する「からあげクン」、「日清製粉」の唐揚げ粉、「ニチレイ」の「からあげチキン」、「サントリー」の「ハイ・カラ」のプロデュースなど、唐揚げを軸とした全方面で活動しています。
唐揚検定とは?
「唐揚げを語れる人材を育成しよう!」と発足当初から注力しており、ノウハウやマナーなど基礎知識を理解した上で唐揚げを語ってもらいたい。という思いから、私自ら筆記問題を考案しました。
※ 詳細は協会ホームページにて公開
揚師検定とは?
今年から開始しました。コロナ禍で外出できない機会も多かったので「美味しい唐揚げを家で作れたら良いよね!」という思いから、お家ごはんの技術向上を目指しています。家で作る場合にポイントを押さえられていないケースも多いので、それさえ押さえれば技術は一生。それが可能になれば、世のお母さん、お父さん、若者も一生お家で美味しいごはんが食べれるのでは?と、私のノウハウを集約しています。通常この手の検定は10,000~15,000円くらいが相場ですが、あえて5,740円(ごちそう)って意味も込めています。
唐揚げの定義を教えてください。
基本的に粉を付けて油で揚げたものが唐揚げです。では、パン粉でもいいのか?魚はどうなのか?といった疑問が出てくるかと思いますが、それは「カツ」であって「フライ」という既存の領域で分類することが出来るので、不可侵。それ以外の条件を満たすものが唐揚げです。また、「電子レンジで揚げる唐揚げ」(粉をまぶして温める)というものがありまして、以前まで「グレーゾーン」として語らない時期があったのですが、ある日突然、「あれは唐揚げである!」という意思が降りて来たんですよね笑。理由は鶏自体のチーユ(鶏油)によって揚げられているから。当協会では「本当に美味しい唐揚げ」も定義しており、それは冷めても美味しい唐揚げです。大概は冷めると塩味が飛んで味がぼやけてしまうんです。
唐揚げの歴史について教えてくだい。
源流は中国にあったと推測しております。江戸初期に中国から伝わった精進料理の一つに「普茶料理」と呼ばれるものがあり、一般的に知られている「胡麻豆腐」もその一つです。その中に「とうあげ」もしくは「からあげ」と呼ばれるものがあり、豆腐を細かく刻んで揚げたものという記述がありました。大衆に認知されている「唐揚げ」は昭和初期に入ってから普及したのではないかと考えています。日本は明治時代まで肉食はしておらず、文明開化によって肉を食べるようになったと言われており、昭和7年頃に東京・銀座の三笠会館で初めて外食メニューとして「鶏の唐揚げ」が提供されました。現在はブロイラーによって鶏は安価ですが、当時は手に入りにくく牛よりも高価なものでした。それを揚げ物にするなんて眺望の的ですよね。戦地に赴いていた人々が自国に引き揚げ、たんぱく質を補う為に家庭で養鶏を始め、それによって食文化も開花したのではないでしょうか。唐揚げがお家のごはんとして広まり始めたのは昭和40年代後半からで、ちょうど日清製粉が唐揚げ粉を発売した時期やファミリーレストランの進出が始まったのもその頃です。当時は日清製粉に電話すると、電話口で「唐揚げ粉の日清製粉です」と応対していた時期もありましたからね。私は昭和50年生まれなので、ファミレスで唐揚げに感動し、日清製粉の唐揚げ粉にお世話になり、ローソンの「からあげクン」を楽しんだりと、唐揚げの文化発展の節々を通って来た世代です。
地域差はありますか。
北海道は独特の文化があり、「ザンギ」と呼びますよね。ぶっちゃけ少し味が濃いだけで中身は変わらないんですけどね。ザンギは釧路の「鳥松」が発祥です。長野は「山賊焼き」と呼ばれるニンニクや香辛料をたっぷり付けた骨付きの唐揚げがありますね。これに関しては所説あり、塩尻市が発祥で、現に「山賊」という唐揚げ推しの店もあります。その他にも、山賊に出会うと身ぐるみを「取り上げられる」が「鶏揚げられる」になったのでは?という面白い説もあります。国内の唐揚げ発祥地は不明ですが、唐揚げ専門店の発祥は大分県宇佐市の「来々軒」というところで、下味に唐辛子を用いるなど工夫を加えた基本形で美味しいですよ。
今後の唐揚げの展望はどうでしょうか。
ロードサイド(幹線道路など通行量の多い道路沿線)での唐揚げ戦争は激化してますね。「すかいらーく」や「かつや」が切磋琢磨しつつ、そこに「小僧寿し」やしゃぶしゃぶでお馴染み「木曽路」など大手資本が新たに参入しています。コロナ禍でも唐揚げだけは売れているんですよね。やっぱりテンションが上がるのではないでしょうか。「外に出れないけど唐揚げなら買って帰りたい」と。唐揚げ専門店が流行してから10年が経過してますが、一つの文化になっています。仕入れ(原材料費)30%、その他諸々で10~15%、粗利が約50%(人件費除く)とビジネスモデルとしても良い仕組みで、歩留まりも良く、揚げなければ翌日も使えます。個人経営でも月に100万円くらいの売上げが出ますし、2011年に420店だった専門店も2018年には1408店と3倍超。近年もかなり増加しています。さらに今年開催予定だったオリンピックの絡みもあって、ベジタリアンやハラールにまで対応した唐揚げ作りも浸透しています。今後は大豆ミートの活用などベジタリアン向けの市場も盛り上がっていくと思われますし、それによって業界も2割くらいの底上げが期待できるのではないでしょうか。今後は「多様化するニーズに多様化していく」ことで、必然的に接点も多くなり、さらに需要が増えていくでしょう。
なぜこんなにも愛されるのでしょうか?
唐揚げって安くてコスパが最高のご馳走なんですよね。特別感もあるし身近さもある。よく、「そんなに食べていて飽きないのか?」と聞かれる事も多いのですが、僕によっては空気や水と一緒で、そもそも唐揚げに飽きるという概念がない。過剰摂取はまた別の話です。
生涯一の唐揚げを教えてください。
母親が作ってくれた唐揚げは別格ですね。どこの美味しい唐揚げも超えられない。「三つ子の魂百まで」ということわざがありますが、幼少期に魂に響いた味覚は、それが日清製粉の唐揚げ粉で作ろうとローソンの「からあげクン」であろうと刻まれるんですよね。既に母は他界してますが、今では私の妹が「母の唐揚げ」を継承しています。
「日本唐揚げ協会」会長 兼 理事長
やすひさ てっぺい氏
1975年3月28日生まれ。おひつじ座A型。
生まれながらのカラアゲニスト。唐揚げとの出会いは幼少時。食べた瞬間からその味の虜となり母親に訴え続け、日々の食事にも鶏いれていた。小学生になりファミリーレストランで初めて外食として唐揚げを食べ、唐揚げの懐の広さと可能性を感じ、意識するようになる。それ以来、唐揚げの評価をする際ファミリーレストランの唐揚げを基準と考え唐揚げの自分なりの評価体系をまとめていくことになる。大学時には100日間唐揚げを食し続ける「唐揚百日行」に挑戦し無事満行。同協会の八木専務と出会い、自分の唐揚力を意識することとなり日本唐揚協会会長就任要請を受諾。一日一唐揚げを15年間実践し、これまで食べた唐揚げは累積2万2千個。毎日唐揚げを食べ続けても太らない、運動なしの唐揚げボディケアを日々研究し実践している。日本の唐揚げが世界のKARAAGEになることを信条とする。
ウェブ:karaage.ne.jp
フェイスブック:「@karaagenist」で検索
2001年に香港で事業を開始して以降、日本人には馴染み深い「居食屋「和民」」の他、
「饗和民」、「PASTAHOLIC」、「FireBird」、「日本橋 天丼 金子半之助」など
直営21店舗(2020年10月末時点)を展開する「Watami (China) Co.,Ltd.」。
ラインアップ豊富な和民メニューの中でも、
日本人監修の下で定期的な改良がなされ不動の人気を誇る「旨チキ」について、
商品企画部責任者(Head of Merchandising Department)の麻生 鎮之氏にお話を伺った。
まず、香港での和民の歴史と事業概要を教えてください。
当時アパレル業を営むとある香港人が日本で出合った和民に感銘を受け、創業者である渡邉 美樹(現グループCEO)に直談判して2001年11月15日に、海外1号店として香港で「和民 Humphreys Avenue店(九龍/尖沙咀)」に出店したのがきっかけです。当初、和民の海外構想は全くなかったそうですが、熱意に惹かれた渡邉が香港を視察した際、チムサーチョイの港から望む香港島の企業看板の数々を目にし「あそこに和民も掲げたい」といった夢を抱き、即決したそうです。それから「『日本のサービス』『日本食』を世界へ!」といった理念の下、現在では香港の他に上海、深圳、台湾、韓国、フィリピン、シンガポール、ベトナム、カンボジアで事業を展開しています。
香港に進出した直後の飲食市場と現在に至るまでを教えてください。
また、和民はその中でどういった変化を遂げましたか。
当時は日本食店も少なく、日本食イコール高級品という位置づけでした。そこで当社は、日本の和民そのままのラインアップを若年層でも手が届く価格帯で提供し、主に20代の客層から支持を得ておりました。その後に「日本の味を守りながら、商品ラインアップのローカライズ」にも着手し、お酒を飲みながら食事する文化が根付いていなかった香港人向けに食事を重視したメニューに改編しました。当時、築き上げたメイン顧客層の20代が20年経った現在でもメイン顧客層となっています。
また、現在はというと、10年前の日本を追うかのような構図で、総合居酒屋から専門店への流れが顕著です。当社の香港事業店舗を見ても、本格串焼と旬鮮料理の「饗和民」、イタリアンの「PASTAHOLIC」、Japanese Grill & Bar「FireBird」、「日本橋 天丼 金子半之助」で半数以上を占めており、多様化するニーズに応えたかたちとなっています。ただ、相反するようですが「バラエティ感」も非常に重要で、例えばラーメン店であっても「それだけ」で成り立っている店は少なく、サブメニューの充実が香港人にとってのポイントになっているかと思います。飲茶文化のようなものでしょうか。上記をふまえて当社でも、時代が専門性を求めるようになった為、日本食総合の和民に加え、和民のノウハウを生かした専門店を開発することで立地やニーズに呼応した出店業態でそれらに対応しております。
「旨チキ」には強いこだわりがあると伺ってますが、具体的に教えてください。
ポイントは「ジューシーさ」と「柔らかさ」です。当社では「手づくり厨房」という日本のノウハウが詰まった独自のセントラルキッチンで加工された鶏肉が、そこから冷凍されることなくチルドのまま店舗に配送されています。ちょうど味が馴染む頃合いで調理されるようにも計算されており、日本のレシピをもとに開発されたソースが他では真似できない味になっています。さらにこれらを常駐する日本人センター長が管理しております。
メニューについても、現地に精通するマーケティング部と連動し、トレンドやニーズに合った味・価格を追求しています。現在は「旨チキ」だけでも「プレーン」(3個HKD19)、「秘伝醤油だれ」(3個HKD23)、「チーズソース」(同)といった3種が楽しめ、その他に「バリ旨手羽唐揚げ」(3個HKD23)、「バリ旨手羽唐揚げ ハニーマスタード」(同)、「特大!骨付きチキン南蛮」(HKD79)など、特に揚げ物にはこだわっています。
手羽先がポピュラーな香港ですが、唐揚げに対する需要という点で日本との違いを教えてください。
食文化が占める割合が大きいかと思います。一因として挙げられるのが、香港は家庭でも鶏を丸々一羽調理する機会も多く、必然的に骨付きで食べることに抵抗がないのではないでしょうか。日本人が魚を食べる際にさほど骨を気にしないのと同じ原理かと思います。また、安価で調理しやすい点も相まって根付いたのでないでしょうか。当店では先述した通り、手羽揚げと唐揚げを両方提供しており、2017年頃迄は手羽揚げの売上が勝っていましたが、現在は日本食が定着したこともあってか唐揚げが逆転しています。
和民の展望を教えてください。
引き続き、本物の日本食の味を守りながらローカライズを推し進めていきたいと考えています。現地に精通した人間がトレンドやニーズに合わせてフランチャイズ展開で機動力を高めていくことが、結果的に「日本のサービス、日本食を世界に広める」という理念を実行することになるからです。既に当社が日本で焼肉事業を展開していくことはニュースで周知の通りかと思いますが、しっかりとしたモデルケースを作った上で香港でも展開していく。といったビジョンも持っております。
Watami (China) Co., Ltd.
住所:Unit 901-902, 9/F., 9 Chong Yip St., Kwun Tong
電話:(852)2317-1028
ウェブ:www.watami.com.hk
唐揚はもとより、多種多様な日本食材の冷凍・加工品が香港でも作られているということをご存知だろうか。
今みなさんが日系や日式の飲食店で食べられている料理の食材は、日本や外国からの輸入品だけではない!
グルメ天国香港で日本食材の冷凍・加工品を幅広く取り扱っている、香港コミヤ社(香港光美有限公司)。
今回PPWは創設者であり董事長の小宮 英二郎氏と、営業部経理のロック氏にお話しを伺い、
更に!特別に工場内をご案内いただき、その”美味しさ”に迫る。
PPW:貴社事業概要を具体的に教えてください。
弊社は1986年に香港で起業した日本食材の冷凍・加工品を取り扱っております。主なお客様はとしてラーメン店さんや居酒屋さんなど飲食店様、他にも問屋さんスーパーマーケットさんや小売店さんなどです。一般的な市販用ではなく、業務用として納品しております。また弊社は他社流通業者を使用せず、自社物流で社員が直接商品をお客様にお渡しするように、5台の自社トラックを使用し香港内のほぼ全域をカバーしております。
PPW:香港にて日本食品を取り扱う事業を創業された背景はどういったものでしょうか。
最初は大手小売業者さんと日本で関わりがあり、そちらが香港で驚くほど需要があったのを目にしましたので日本から食材を輸出することを検討してみたところ、結構コストが嵩んで割に合わないと考えた末に、だったら香港現地で作ればいい、という発想の元今の会社を立ち上げました。当時は中国で安く作り日本や海外へ輸出するというのはよくありましたが、香港で作り香港で売るという企業はあまりなかったものです。
PPW:事業開始当時の香港の飲食市場、現在の飲食市場、またその変化を可能な範囲で教えてください。また貴社はそういった市場でどう変化されてきましたか。
起業当時より弊社はフードコートなどたくさんの消費者の方に向けた卸商品を取り扱っておりますが、当時私の印象ですと香港での日本食はとても価格が高く、食べられる人は限られていました。例えば小鉢のきんぴらごぼう一鉢で50ドルぐらいかかるような、なかなか一般の方には高嶺の花でした。時代が変わるにつれ、徐々に価格も下がり一般の方にも手の届くようになってきたかと思います。
また、例えばラーメンの麺などは過去は出せば売れていたような状態でしたが、年を追うごとに各店舗それぞれの拘りを持つようになり、需要も多様化してきました。
PPW:貴社は様々な商品を扱われていますが、「唐揚げ」を採用した理由や経緯などお聞かせください。
かねてよりお客様から美味しい唐揚がないから欲しい、との要望があり作ろうということになりました。一から美味しい物を作ろうとするとやはり手間はかかってしまいますからね。唐揚で言えば、まず美味しい唐揚が欲しいという要望でした。中国で作られたものはプリフライといい一度揚げたものを冷凍した唐揚を作ることが多いですが、弊社では仕入れた生の鶏肉を工場でカットし、下味をつけたあとタレに漬け込み冷凍し、手作りの美味しさを飲食店さんに提供しています。これによりお店では解凍したものをそのまま揚げるだけで、作る人が変わっても安定して手作りの美味しさを供給できるようにしました。(香港コミヤ社での唐揚は”生鳥唐揚”の名称で販売中!)
PPW:商品開発や商品改良において具体的にどういったことをされているのでしょうか。
やはりお客様の要望というのが一番ですね。起業当初であれば香港内でもそれほど難しい要求はありませんでしたので日本的なレシピで作っていたが、だんだんと日系も増えそれに伴い、こういうものがほしい、など要望も増えてきまして、お客様と共同開発や改良をしてきました。最近ではソース類やカレー、洋食のソースなど調味料も増えてきました。自分の作りたいものを売りたいですが、好みがそれぞれございますのでお客様が欲しい物を一緒に作るほうが良いかと思っております。
PPW:日本と香港の違いで困ったことや苦労されたお客様からのご要望などはありますか。
色々なコスト面だけでしょうか(笑)。だいたいの事は日本と変わらずできます。醤油など調味料は日本から直輸入してますし、税金もかからないため、ほとんど日本と変わらない物が作れます。
ただ工場内は湿気が違うため、そういった管理が難しいかもしれませんね。
PPW:最後に今後の展望についてどのようにお考えでしょう。
今後どのように社会が変わるかはわかりません。例えば今のようなコロナ禍でスーパーや持ち帰りが増えるなどありますから。ですので弊社としては変わらず美味しいものを、なるべく安く作るだけだと思います。
また弊社はかねてより“高級品”は基本的に取り扱わない方針ですので、これからも変わらずにどなたにも愛される”一般食”を作っていきたいと思います。
PPW:これからも美味しい日本食を支えていってください!本日はありがとうございました。
香港光美有限公司(Hong Kong KOMIYA Co., LTD)
住所:Unit B & C, 22/F., Young Ya Ind. Bldg., No 381-389 Sha Tsui Rd., Tsuen Wan
電話:(852)2814-0321
ウェブ:www.hkkomiya.com
「材料」(2人前)
鶏もも肉 500g(胸肉でも可)
片栗粉 適量
小麦粉 適量
タルタルソースーーーーーーー
マヨネーズ 適量
玉ねぎ 1個
ガリ 適量
たくあん 適量
ブラックペッパー 適量
漬けダレーーーーーーーーーー
醤油 50ml
酒 50ml
水 30ml
にんにく 5g(小さじ1)
生姜 5g(小さじ1)
※ にんにく、生姜はチューブでも可。
❶ 鶏肉を1個50gくらいに切る。計10個。
❷ 漬けダレの材料をボウルで混ぜ合わせ、そこに鶏肉を加えて揉み込んだ後、30分漬ける。にんにく、生姜はすりおろす。
❸ 玉ねぎ、ガリ、たくあんをそれぞれみじん切りにした後、マヨネーズであえる。
❹ 片栗粉と小麦粉を2:1の割合で調合した粉に付ける。
❺ 油の中に箸を入れて小さな気泡がいくつも出てきたら適温。3分揚げたら取り出して3分おく。そして最後に1分二度揚げする。
サクッと熱々ジューシーで、
鶏とタルタルのまろやかな風味の後に
\ ふんわり爽快なガリの香りがやみつき /
↓↓↓動画はこちら↓↓↓
冨谷 優
33歳、岡山県出身。
大阪の割烹、料亭で7年、Hotel Nikko Hong Kong(現・NEW WORLD MILLENNIUM)の「嵯峨野」にて5年勤務した後、セントラル(中環)の魚作にて料理長を経験。ALVA HOTELの「源峰(みずたに)」の立ち上げに参画した後、独立。フリーランス料理人としてケータリング、ポップアップストアでのイベント、メニュー開発などに携わる。
Instagram:Tommys_kitchen_hk
YouTube:香港Tommy’s Kitchen
兎に角
ポーション 5個(1人前)
個体 中
価格 HKD68
エリア 尖沙咀
食感 サクサクふうわり
風味 クセなく程よい下味が奥行きを演出
住所:3/F., 10 Prat, 10 Prat Ave., TST
時間:12:00~14:00 L.O.、18:00~23:00 L.O.(祝日は22:30 L.O.)、日休
電話:(852)3422-8885
NOJO
ポーション 5個(1人前)
個体 中
価格 HKD88
エリア 中環
食感 サクっとジュ~スィ~
風味 酒粕の芳醇さと鶏肉のまろやかさがベストマッチ
住所:G/F., 45 Pottinger St., Central
時間:月~木 18:00~24:00、金・土 18:00~26:00、日 18:00~22:00
※ 12:00~16:00 lunch / 16:00~18:00 Drink only
電話:(852)2415-1333
稲庭うどん・炉端焼 稲庭養助
ポーション 5個(1人前)
個体 大
価格 HKD80
エリア 紅磡、尖沙咀
食感 クリスピー&ジューシー
風味 衣の香ばしさと微かに主張する胡椒が良いアクセント
住所:Shop A1, 27 Man Tai St., Whampoa Estate, Hung Hom
17/F., Prince Tower, 12A Peking Rd., TST
時間:12:00~15:00、18:00~23:00
電話:紅磡店 (852)2393-8355、尖沙咀店 (852)2555-6606
junG39
ポーション 3個(1人前)
個体 中
価格 HKD48
エリア 銅鑼湾
食感 サクカリ&ジューシー
風味 クセのないまろやかさとふうわり感じる生姜の爽やかさがGood
住所:17/F., Circle Plaza, 499 Hennessy Rd., CWB
時間:18:00~26:00(25:30 L.O.)
電話:(852)2143-6777
京笹
ポーション 鶏もも2枚(1人前)
個体 中
価格 HKD98
エリア 尖沙咀
食感 カリカリ&ジュワっと
風味 鶏の熱気に秘伝の甘辛ダレが絶妙に絡まり得もいえぬ口福感
住所:1/F., Bo Fung Bldg., 34 Haiphong Rd., TST
時間:月~金 12:00~14:00 L.O.(土日14:30)、月~土 18:00~22:30 L.O.(日22:00)
電話:(852)2376-1888
吉
ポーション 5個(1人前)
個体 中
価格 HKD80
エリア 尖沙咀
食感 カリカリ&ふうわり
風味 素朴な温もりと丸みを帯びたコク
住所:6/F., Tern Plaza, 5 Cameron Rd., TST
時間:12:00~14:00、18:30~22:30、日休
電話:(852)2368-0000
酒の和
ポーション 5個(1人前)
個体 小
価格 HKD68
エリア 銅鑼湾
食感 カリカリ&ジュワッと
風味 クセなしちょいピリ
住所:Unit1601, 16/F., Bartlock Centre, 3-9 Yiu Wa St., CWB
時間:月~木 18:00~25:00(L.O. 24:00)、金・土 18:00~27:00(L.O. 26:00)
電話:(852)2333-3320
八海山
ポーション 6個(1人前)
個体 中
価格 HKD75
エリア 尖沙咀
食感 ジュワっとしゃきしゃき
風味 ツンとした唐辛子の後にまろやかな甘みと酸味
住所:Shop 1-4, G/F., Wah Po Bldg., 26-36 Prat Ave., TST
時間:月~土 12:00~14:30、18:00~27:00、日・休日 12:00~14:30、18:00~24:00
電話:(852)3426-9960
菖蒲亭
ポーション 5個(1人前)
個体 大
価格 HKD78
エリア 鰂魚涌
食感 サクサクむっちりジューシー
風味 雑味のない鶏本来の香気
住所:Shop G&H, G/F., Oceanic Bldg, 26-28 Finnie St., Quarry Bay
時間:12:00~14:30、18:00~22:00、土 13:00~14:30、18:00~21:00、日休
電話:(852)2562-9600
麺楽
ポーション 3個 or 5個(1人前)
個体 特大
価格 HKD58 or HKD85
エリア 炮台山
食感 カリッとジューシー
風味 衣の香ばしさとふうわりタルタルのコク
住所:Shop D, G/F., Chung Nam Mansion, 163 King’s Rd., North Point
時間:12:00~14:30 L.O.、18:00~22:00 L.O.、月休
電話:(852)3580-2909
大戸屋
ポーション 4個(1人前)
個体 中
価格 HKD79
エリア 各店舗
食感 サクっとふうわり
風味 深みのある黒酢の甘みと絶妙な酸味
住所:香港内5店舗の詳細はこちら
健康食品ラーメン
ポーション 5個(1人前)
個体 大
価格 HKD55
エリア 中環
食感 パリパリジュ~シィ~
風味 カラっとした香ばしさと鶏の自然な香気
住所:Shop B-D, G/F., Welley Bldg., 97 Wellington St., Central
時間:月~土 11:30~22:30、日 12:00~21:00
電話:(852)2328-6227
CHAKO
ポーション 7〜8個(1人前)
個体 小
価格 HKD88
エリア 湾仔
食感 サクっと弾力に富んだ軽やかさ
風味 七味の香りとソースのまろやかさ&コク
住所:2/F., Shop 13, J SENSES, 18 Ship St., Wan Chai
時間:12:00~22:00、月休
電話:(852)3590-2465
木戸
ポーション 鶏もも1枚(1人前)
個体 中
価格 HKD108
エリア 尖沙咀
食感 ふうわり柔らかジューシー
風味 各素材の旨みが調和した自然なまろやかさ
住所:G12-13, 8 Minden Ave., TST
時間:12:00~14:30、17:00~24:00(L.O. 23:15)
電話:(852)2104-6855
旬鮮海宝
ポーション 4個(1人前)
個体 中
価格 HKD68
エリア 銅鑼湾
食感 サクッとふんわり
風味 衣の香ばしさとまろやかな奥行き
住所:8/F., Circle Plaza, Hennessy Rd., CWB
時間:月~土18:30~24:00、日休
電話:(852)2788-0522
米気
ポーション 3個(1人前)
個体 大
価格 HKD42
エリア 紅磡
食感 サクサクジューシー
風味 クセなくまろやか
住所:Shop 32, G/F., Pebbles World (Site 3), Wonderful Worlds of Whampoa, Hung Hom
時間:12:00~22:30
電話:(852)3543-1101
Sagrantino
ポーション 9個(1人前)
個体 小
価格 HKD70
エリア 中環
食感 サクサクふんわり
風味 チーズのコクとまろやかさ
住所:5/F., THE LOOP, 33 Wellington St., Central
時間:11:30~14:30、18:00~23:30、日休
電話:(852)2521-5188
和食 竹乃里
ポーション 6個(1人前)
個体 中
価格 HKD80
エリア 紅磡
食感 サクッとジューシー
風味 ふうわり鶏の香気と醤油のコク
住所:Shop 739, 7/F., Fortune Metropolis Mall, 6 Metropolis Drive, Hung Hom
時間:11:45~14:45、18:00~22:30(L.O. 22:00)
電話:(852)3168-2133
和家
ポーション 5個(1人前)
個体 中
価格 HKD59
エリア 銅鑼湾
食感 パリッと柔らかジューシー
風味 醤油のまろやかさとニンニクの香気
住所:10/F., Circle Plaza, 499 Hennessy Rd., CWB
時間:19:00~28:30(L.O. 27:30)、日休
電話:(852)2369-8281
居酒屋 金城
ポーション 5個(1人前)
個体 中
価格 HKD68
エリア 中環
食感 サクサクふんわりジューシー
風味 醤油のまろやかさとコク
住所:G/F., 27 Elgin St., SOHO, Central
時間:月~土 11:30~15:00、18:00~23:00、日休
電話:(852)2362-9992
Figaro
ポーション 5個(1人前)
個体 大
価格 HKD68
エリア 上環
食感 サクサクジューシー
風味 2段階の甘み&まろやかさ
住所:G/F. & M/F., 2 Shin Hing St., Central
時間:12:00~14:30 L.O.、18:00~22:30 L.O.、土 13:00~22:30 L.O.、日休
電話:(852)2985-8868
OKA’S
ポーション 3〜4個(1人前)
個体 中
価格 HKD6/個
エリア 尖沙咀、金鐘
食感 むっちりジューシー
風味 醤油と鶏が調和したまろやかさと奥行き
住所:Unit 1, LG1/F., The One, 100 Nathan Rd., TST
Shop 009, LG1/F., Great Food Hall, Two Pacific Place, 88 Queensway, Admiralty
時間:TST店 10:00~22:00、金鐘店 10:00~21:30
電話:TST店 (852)2627-9817、金鐘店 (852)6475-3337
重慶四川食府
ポーション 5個(1人前)
個体 大
価格 HKD158
エリア 中環
食感 サクッとジューシー
風味 香辛料のまろやかさとコク
住所:G/F., 18 Elgin St., SOHO, Central
時間:18:45~24:00(23:45 L.O.)、不定休
電話:(852)2810-8868
天勝
ポーション 6個(1人前)
個体 中
価格 HKD90
エリア 銅鑼湾
食感 サクッとふんわり
風味 クセなくまろやか
住所:2/F., Henry House, 24 Yun Ping Rd., CWB
時間:12:00~14:30 L.O.、18:00~23:00 L.O.
電話:(852)2807-3500
元祖北海道ラーメン函館
ポーション 5個(1人前)
個体 中
価格 HKD70
エリア 鰂魚涌
食感 むっちりとした肉質感
風味 鶏のまろやかさ
住所:Shop B, G/F., 11 Hoi Kwung St., Quarry Bay
時間:11:45~14:45、18:00~22:15、日休
電話:(852)2562-8706
取材後記
こんにちは!『唐揚げ特集』発起人の編集部Tです。
今回は25店舗の『自慢の逸品』を頂いたわけですが、一般的に唐揚げは100g(25g×4個想定)で300kcalと言われてまして、それが25店舗だから・・・約7,500kcal!ざっくりと平均を取って1店舗あたりHKD75として合計約HKD2,000!!まーあ、良く食べましたね。。汗
そんなに食べたら体重増加も凄いのでは?!とお思いの方もいるでしょうが、増減ほぼなし。というのも、過密日程もあってか多い日は1日3軒の取材!昼を抜いたり夜を抜いたり、時には両方。。これもすべて『皆様の美味しい唐揚げを美味しい状態で食す』という使命の下、なんとか食い倒れも企画倒れもすることなく制覇できました。
カロリー・総額以上に得るものの大きい取材となりましたこと、飲食店の皆々様に重ね重ね御礼申し上げます。