むくみ知らずの煮込みレシピ

2017/06/28

キレイをつくるレシピ帳
皆さんこんにちは。フードコーディネーターの川島です。
美容を絡めた日本のトレンドを基に、「キレイをつくる」レシピを皆さまにお届けしていきます。
メイクや服装で見た目を変えることはできますが、本当のキレイは身体の中から。
これから紹介していくレシピを日々の生活に取り入れて、心も体も美しくなりましょう!

夏を目前にして、シトシトと降り続く梅雨の季節は、むくみに悩まされる女性も多いよう。
むくみは体内に湿がこもり水分の代謝がうまく行われず、余分な水分や老廃物が溜まっている状態。

原因としては、「塩分の過剰摂取」「運動不足」「冷え性」「睡眠不足」など。
そして排出されなかった老廃物は重力に負け下垂し、その状態が続くと皮膚が伸びてたるみの原因にもなってしまうのだとか!

そうなってしまうその前に、美味しくキレイを手に入れましょう。
今回はむくみに効果的な食材を組み合わせた、煮込みレシピをご紹介します。

川島
❶豚肉を大きめの一口大にカットし、塩、こしょうし、小麦粉をまぶす。
フライパンにオイル(小さじ2)を熱し、こんがり焼き色をつけ鍋に移す。

❷同じフライパンにオイル(小さじ1)を足し、Aを炒め、鍋に入れる。
プルーンは4粒を4等分にカットし、残りはそのまま加える。

❸Bも鍋に加え火にかけ(中火)、途中アクを取り煮込む(弱火)。

❹豚肉が柔らかくなるまで煮込んだら(30分程度)、塩ひとつまみ加え味を整え、皿に盛りパセリを散らす。

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むくみを解消するタンパク質と代謝を助けるB1を合わせもつ豚肉に、B1の吸収を助ける硫化アリルが豊富な玉ねぎ。
トマトには、老廃物の排出する働きのあるクエン酸が含まれています。
そしてプルーンはクエン酸のほか、利尿作用のあるカリウムに、血流をよくし、体内の循環をスムーズにしてくれるビタミンEがバランスよく含まれ、まさにむくみの万能薬と言えます。

最後の味の調整のお塩は、塩分過多にならないよう控えめに!
食べすすめていくと、付け合せのようにゴロり入った玉ねぎとプルーン、ソースとなっているほかお野菜の甘みが強く感じられ、塩を多く使わなくても素材の旨味を感じられるはずです。
むくみ対策にぴったりな一皿。
ぜひお試しください。
こちらのレシピは一例になり、過度に同じものを摂取するのはバランスの偏りとなり返ってお肌にも悪影響がありますので、それぞれの栄養素をひとつの食品に偏らず取り入れてください。

協力:日本ボディスタイリスト協会
参考文献:食品成分表、新エステティック学

川島令美

川島 令美 (かわしま れみ)プロフィール
フードコーディネーター/料理家/モデル
女優・モデル業と並行し、現在はフードコーディネーターとしてテレビドラマ、広告などのフードコーディネートやスタイリング、雑誌や書籍、WEB媒体にレシピやコラムを掲載、飲食店店舗のメニュー開発や監修、そして料理系のセミナーやイベントへの出演など幅広く活躍中。美食同源を提唱しており、日本ボディスタイリスト協会の食学科顧問を務めセミナーなども行っている。
公式HP:www.vivienne.co.jp/remi

 

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