「電子書籍で読書のススメ」兆星電脳有限公司(広東省佛山市)

2014/04/14

電子書籍

 

【電子書籍で読書のススメ!】

毎日ITサービスの仕事で広東省を忙しく走り回っている著者です。普段でしたらタイトルにあるとおり、ビジネスにおけるソリューションを提案するのがこのコラムの趣旨ですが、今回はITのメリットを個人的な生活の中で活かすことに焦点を当て、冒頭にある「電子書籍」について紹介します。海外で生活していると日本の書籍が恋しくなりますね。たまに日本語書籍店に行く方も多くいると思いますが、それでもお目当ての書籍を入手するのは簡単ではありません。そこで今回このコラム読者の皆さんにオススメしたいのが電子書籍。既に活用している方も多いと思いますが、まだ始めていない方は下記を参考にしてください。

電子書籍とは、読んで字のごとく書籍の内容をデータ化させて携帯型の電子機器上で表示し読めるようにしたものです。つまり、電子書籍を販売しているサイト上で購入し、あとはダウンロードするだけという手軽さで、場所を問わず海外でもお好きな書籍を入手できるということです。お使いのスマートフォンやタブレット端末(PCを含む)でこれらの書籍を読むことができます。始めるのはとても簡単です。基本的に以下の手順で導入できます。①電子書籍のサイトで欲しい書籍を購入。②電子書籍のサイト上でユーザー登録。③電子書籍を読むためのソフトをスマホやPC上にダウンロード&インストール。④自分が購入した電子書籍をダウンロードし、ソフト上で閲覧。

電子書籍のジャンルも最近ではかなり充実してきており、多種多様です。週刊誌、月刊誌、雑誌、コミック、一般書籍など、基本的に本屋に置いてあるものは全てダウンロード購入が可能。その上、電子書籍は全てデータ形式ですので、海外生活する上で荷物を増やさずに手持ちの本を増やせますのでとても便利。電子書籍での読書に慣れることができれば、従来のように遠方の日本語書籍取扱店に足を運んだり、一時帰国の際に大量に本を買い込む必要もありません。電子書籍を取り扱っている代表的なサイトはAmazonだと思いますが、今のところ日本国外での日本語書籍購読に制限を設けているらしく、思うように全ての書籍を読める状態ではないようです。そこで、海外に駐在している方の間では「eBookJapan」「BookLive」、「紀伊国屋」のサイトが利用し易いのではないでしょうか。ちなみに著者は「eBookJapan」をメインに使っています。特にNewsweek誌などの週刊で発行されるニュース系の雑誌は、電子書籍を活用することで発売時に購入できますのでとても重宝しています。

日本国内でベストセラーになるような小説やビジネス書等は基本的に電子書籍版も併売されますので、とても便利です。電子書籍の利点は何よりも携帯性にあります。一台のタブレットPCやスマホ端末に何百冊分のデータを保管することができますので、外出時に重たい本を持ち歩く必要がなくなります。あとは上記でも述べましたが、場所を選ばずどこからでもダウンロードができますので、海外生活をしている方には特に便利です。3度の飯より読書が好き、という方は今すぐお試しあれ。

赤座 卓也(あかざ たくや)

兆星電脳有限公司

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