Canon（キヤノン）

キヤノン香港は10月22日、香港リッツカールトンホテルのボールルームにて自社のビジネスイメージを紹介した。1937年に日本で創業し、70余年の歴史をもつ日本を代表する企業キヤノン。同社はアジアで最初のオフィスの1つとして1971年に香港に誕生した。「共生」という企業理念のもと、文化、習慣、言語、民族などの違いを問わず、すべての人類が末永く共に生き、共に働き、幸せに暮らしていける社会をめざしている。今回の展示は、グラフィックアートの生産からインテリアデザインまでさまざまな商業部門でニーズを満たす革新的なものである。オープニングではキヤノン香港のCEOの美野川久裕氏が「革新的な技術や想像力、顧客に対して素晴らしい生産力と高品質のある力強い未来こそが、キヤノンの新しい時代である」と語った。展示会で登場したのが「image PRESSC700/800」シリーズの新しいデジタルプリンターである。高画質と高生産性の両立、優れた安定性と多彩なメディア対応し、高品位な印刷を実現しつつ、変化するニーズにも柔軟に応える。求められるクオリティーを1分間で70～80部数を印刷するなどスピーディーに実現し、ビジネスに強い競争力をもたらす。特殊紙への印刷や後処理加工など、使用目的に適したメディア、加工方法の選択は、成果物の表現力を高める上でとても効果的だ。突発的な出力など、短納期の依頼にも応えられるのが、オンデマンド印刷のメリットで、速やかに高品位な印刷物を仕上げてくれる。またもう1つ披露されたのが、A4サイズのスキャナー、「Image FORMULAP-208II」だ。600gで持ち運びに便利で、外出先でも活用できるモバイルタイプである。カバンに入れてもかさばらず、持ち運びに便利な軽量コンパクト設計。外出先でもスッと取り出して、すばやく使えるモバイル・スキャナーだ。原稿最大10枚までまとめてセットができ、連続スキャナーも可能。また１回で両面同時に読み取ることもできる。そして「効率」は、キヤノンの印刷に重要な利益でもある。「cloud」技術を含むそのドキュメント管理ソリューションのリリースで、ビジネスマンは携帯型のモバイル・デバイスで「cloud」からいかなる場所にもアクセスし、印刷することができる。厳密なセキュリティを必要とする銀行および組織にとって、キヤノンのオート暗号化を備えた完全なドキュメント・セキュリティ・ソリューションは、最も高い国際的な暗号化基準を満たすものである。キヤノンの正確な印刷技術、ビジネスの可能性には目が離せない。

キヤノン香港
ウェブ：http://www.canon.com.hk