花様方言 Vol. 177 <水と油>
日本人に「加油」(がんばれ)が通じないように、中華圏では和製漢語の「油断」が通じない。「油」と「断」(斷)の組み合わせからは、油断大敵の「ゆだん」の意味は絶対に出てこない。こういうものがイディオムすなわち慣用句である。 ...
続きを読む >>>日本人に「加油」(がんばれ)が通じないように、中華圏では和製漢語の「油断」が通じない。「油」と「断」(斷)の組み合わせからは、油断大敵の「ゆだん」の意味は絶対に出てこない。こういうものがイディオムすなわち慣用句である。 ...
イギリス人はイングリッシュ、アメリカ人はアメリカン、カナダ人はカナディアンで、フランス人はフレンチ、日本人はジャパニーズ。日本語や中国語なら一律「~人」...
京アニの放火事件では海外からもお悔やみ、励ましの言葉がたくさん寄せられた。中華圏からの応援には「加油」と書かれたものがけっこうある。それを見てぎょっと...
「MINISO」という日用雑貨のチェーン店がある。ロゴにはカタカナで「メイソウ」と書いてある。日本人は異口同音に、ユニクロと無印良品とダイソーを足して...
去年はノーベル文学賞の選考がなかったため、一昨年の受賞者カズオ・イシグロが今なお最新の受賞者である。英文学者の氏家理恵教授が講演会で「、ノーベル賞でカ...
エスペラントは人工の言語である。世界の共通語にするために作られた。いまだ共通語になってないが、支持者や愛好家は世界各地にいる。日本なら、東京など大都市を...
『ザ・シンプソンズ』というアニメがあって、今年で30年、これがアメリカの最長寿テレビアニメだそうだ。日本には『サザエさん』があって、世界一の50周年であ...
成田空港の第2ターミナルに着いた。ここの到着ロビーは20年ぶり。かつての日本の表玄関は、どこの辺境のうらぶれた空港だろうと思えるほど、雰囲気が変わってい...
東京が2度目のオリンピックなら、大阪は2度目の万博。1970年の大阪万博はすさまじかった。ゲートが開くと、目当てのパビリオン目指して大群が一斉に全力で走...