広州市スタイリスト「基礎化粧品について」濱島一二
こんにちは。濱島です。3月31日から4月7日まで日本に行って来ました。新しい情報も仕入れて来ました。髪・肌のことは後々お知らせしていきます。
さて3回にわたり、肌の構造・働きを書いてきましたが、今回から少し化粧品のことをお話ししていきましょう。
私達が普段使用する化粧品とはどういう物でしょう。1つは美しさを装うというもの。もう1つは肌の健康を保つというもの。大きく分けて2つの目的があると思います。
外面的な美しさを装う目的のメイクアップ化粧品は後日お話をするということで、今回からは肌の健康を保つ目的の基礎化粧品のことを書いてゆきましょう。
私が学んだグループ(研究所)は、基本的には合成界面活性剤を「悪」と考えるグループです。以前にも書きましたが、この学んだことが全てとは思っていません。合成界面活性剤を否定すれば、世の中の洗剤・化粧品などの90%以上が無くなってしまうと思います。現代の商品には必要不可欠であり、必要悪と思い使用しています。
界面活性剤とは、乳化剤であり、洗浄剤であり、浸透剤であります。特に水と油を混ぜる時に必要なものであり、全ての洗剤・化粧品に使われていると思ってください。
ただここで1つ問題なのは、先ほど書きましたが、界面活性剤では力が弱く、現代ではほとんどのものが合成界面活性剤を使用していることが現状です。簡単で安価なため使われているのですが、この合成界面活性剤の浸透力が非常に強い性質が、化粧品については悪い影響を与えているようです。身体を守っている表皮のバリアゾーンを壊すように働きかけているようです。
現代の化粧品は、このバリアゾーンを壊して内容成分を皮膚の中に入れようとしていますが、その目的がいいのか悪いのか私にはまだわかりません。1960年以後、第一次・第二次化粧品公害がありました。いろいろな要因があると思いますが、この合成界面活性剤も1つの要因として述べられてきました。
最初に悪いこと、皆さんが不安になることを書きましたが、いろいろな情報を得て、個々に自分にあった化粧品を選んでください。
それでは後々詳しいことを書いていきましょう。
次回をお楽しみに~。
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