広州市スタイリスト「パーマとカラーリング」濱島一二
毎度です。濱島です。
今回もQ&A方式でのお知らせです。
Q3・30代前半の女性からです。
パーマとカラーリングをしています。ある店では同時にしてくれるのですが、ある店では同じ日にはダメと断られます。どうしてですか?
A3・パーマメントウェーブ(パーマ)とパーマメントカラー(カラーリング)の事を勉強していくと、同じ日に施術する事の危険性を思い知らされます。日本では薬事法での禁止はされていませんが、PL法(製造者責任法)に於いて指導を受けています。メーカーより美容室側に同じ日に施術する事をしないよう徹底した指導があります。
色々な美容師がいますので、何とも言えませんが、私は健康な髪が美しいと考えていますので必ずお断りします。
以前にも紙面に於いてお話をしていますがパーマメント剤・カラーリング剤の多くは(多分90%以上の薬剤)薬事法により医薬部外品に指定されたものが多いです。この医薬部外品とは効果がある程度高い分、その副作用もあります。つまり薬剤に於いて、ウェーブを作る・髪の色を変えるという事は、その分、髪に負担をかけていると言う事です。日本では、この医薬部外品に登録されていないパーマ剤、カラー剤があります。パーマ剤ではコスメパーマとかエステパーマ。カラー剤ではヘアーマニキュアとか酸性カラーと呼ばれているもの。これらは化粧品として登録されており、それぞれパーマとカラーを同時に施術できるようになっております。ただくれぐれも注意してほしい事は、まったく負担がかからない訳ではなく、なんらかの影響はあります。良く美容師さんと相談して健康な髪を維持する事に努力しましょう。
何度も言います。傷んでしまった髪は二度と元の健康な髪にはならないと言う事です。
素敵なヘアースタイルを作るにはパーマもカラーも必要な事があります。その中で、なるべく髪の健康に負担のかからないような事を考え良い美容師と一緒にスタイル作りを行っていきましょう。
次回も同じ女性からの質問ですが、パーマとカラー、どちらを先に行えばいいか?・・・・・・・・
次回もお楽しみに〜〜〜〜〜♡。
スタイリスト 濱島一二
美容師歴36年を誇り、日本で美容メーカーの社外講師としても活躍。技術はもちろん折り紙つきだが、頭皮や髪に刺激の少ない薬剤を使用するなど髪の健康を一番に考えており、広州で人気のスタイリストの一人。
住所:広州市天河区天河南一路六運一街7号101房
TEL: (86)20-3734-0372
(86)134-5042-2334(濱島)
営業時間:11:00~21:00