深圳に子会社を設立「キヤノン香港」
グレーターベイエリアでの革新的なサービスの拡大を目指す
キヤノン香港(Canon Hongkong Co., Ltd.)はこのほど、深圳市福田区に子会社となる「キヤノンビジネスソリューションズ(広東)」(Canon Business Solutions(Guangdong) Co., Ltd.)を設立し、同区のシャングリラホテルにて記者発表会を行った。
冒頭で、キヤノン香港の社長兼CEOの守永俊一氏が中国語で「キヤノン香港は46年の事業実績があり、優良なビジネス製品とカスタマーサービスによって多くのお客様よりご支持いただいております。「グレーターベイエリア」構想により、既に多くのお客様が事業拡大を目的に広東省に進出されており、香港・中国を繋ぐビジネスソリューション及びドキュメントマネージメントワークフローを提供するプロフェッショナルなサービスを求めています。CBSGの立ち上げは、中国市場における事業規模をさらに拡大し、情報ビジネスソリューションを通して企業の変革と成長を加速させることができると確信しています。深圳の私共のプロフェッショナルなチームが、キヤノン製品に付加価値を加えたビジネスソリューションを提供させていただきます。」と挨拶を行ったほか、同社BPG部門ダイレクターのフィリップ・チャン氏が各種プロダクトとソリューションの説明、さらにグレーターベイエリア(粤港澳大湾区)での成長戦略を訴えた。
キヤノンビジネスソリューションズ(広東)では、香港と中国大陸企業に向けた革新的なビジネスサービスの提供と各業界への拡販を目的に豊富な製品とソリューションを提供することで、企業に対しての業務の効率化及び生産力の向上を実現する。
グレーターベイエリア
広東省・香港・澳門からなるグレーターベイエリアでは、各地区の相互関係から成るグレーターベイエリア独自の優位性に期待が寄せられている。
香港の経済はサービス産業が主流であり、その多様なサービスを提供する各分野のスキルを持った人材が揃っている。また、国際的な金融センターとして成熟したインフラは、グレーターベイエリアにも国際的な革新をもたらすことが期待され、情報発信の上でも非常に重要な役割を果たしている。
広東省・香港・澳門では情報の一体化を目指し、スマートテクノロジーと自動化システムを利用した情報フローの統合を行いながら、情報化都市を促進している。
キヤノンビジネステクノロジーズ(広東) Canon Business Solutions (Guangdong) Co., Ltd.
住所 : 深圳市福田区福華一路123号中国人寿大厦24層3単元
電話 : (86)755-8273-8278