深圳で日本同様の医療サービス「BANDOUSHIクリニック」

2018/07/11

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ガン、急性心筋梗塞、脳卒中は日本人にとっての3大疾病とされ、日本の国民病とも呼ばれているが、経済成長を背景に生活水準が向上している中国人にとっても同じように深刻な病気になりつつある。特に中国ではガン患者が急増しており、日本の質の高い医療サービスを求めて日本を訪れる中国人も増えている。中国では医師から説明を受け、患者が納得したうえで治療が行われる「インフォームド・コンセント」という考え方がまだ浸透していないため、患者は弱い立場にある。特に重病疾患を抱える患者にとっては親身に対応してくれる、信頼できる医師は少ないというのが現状だ。健康に関することを何でも相談でき、必要な時は専門の医療機関を紹介してくれる身近にいて頼りになる医師のことを「かかりつけ医」と呼ぶが、いざという時に困らないためにも、自宅や職場の近くに、かかりつけ医を見つけることが安心・安全の生活を送れる。

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日本の医療サービスを提供している医院が深セン車公廟駅から徒歩5分圏内に店舗を構える。当院は外科と内科で分かれており中国医療の先駆者である内科担当の円先生が2013年1月に開設し、元河堂中医館に柳先生が加わったことで2018年1月に医療法人の認可を受け、同年3月にBANDOUSHIクリニックとして診療を開始。中国でも日本と同様のサービスをモットーに、日々多くの患者様を診察している。当院は一つのフロアに外科・内科の両医師が駐在しており移動などのストレスがなく柳先生は日本語も可能なので初診の方でも安心して通うことができる。女性看護師も2人常駐しているので女性でも気軽に足を運びやすい。漢方薬治療にも力を入れており、約300種類の漢方処方も行っている。最近では、苦味や飲み込めないデメリットを改善するべく特殊な機械を使い粉薬処方も増えているそうだ。

 

ー 医師の紹介 ー

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外科担当の柳先生(リュウ)は医学部として日本の大学卒業後、博士号を取得し30年近く日本の医療機関駐在経験を持ち、日本にも5店舗以上、医院を開院している。プロスポーツ選手や著名人達もお世話したこともあるとか。

東洋、西洋医学の良い部分を患者に提供し、外部的痛みを少なくする自然療法を支持している。整形外科医として骨の髄まで愛し、医療用装具は自作で作るなど一人一人にあった装具を開発している。またAIを搭載した恐らく世界発である枕も開発中との事で医学研究にも余念がない。中国医療で足りないホスピタリティ精神を中国に輸入し日本で培った医療経験を中国でも広めていけたらと語ってくれた。

内科・皮膚科・婦人科を担当している円先生(円)は、日本での医療経験はないが、地元の中国人は長年通う患者様も少なくないとか。柳先生同様に30年以上医師経験を持っている。中国国内で深刻化している成人病などは例年、患者様が増えてきているそうだ。特に同様の症状で女性患者様が増えておりメンタル部分でのアドバイスも処置には大事な部分だと語る。

正確な知識と的確な技術で患者様に寄り添った医療を提供することを心掛けており、少しでもこの地域の医療に貢献していきたいと力強く語ってくれた。

中国ではお金持ちは相応の医療が受けられるが、治療を本当に必要としている経済的に豊かではない患者には優しくないのが実態だ。私達、日本人にとって中国医療で安心・安全は皆無だと思いっているだろうが当院のような信頼できる「かかりつけ院」があれば今後の中国生活も安心して暮らせるだろう。

 


深圳元河堂中医館
BANDOUSHIクリニック
住所:深圳市福田区車公廟泰然四路泰然工貿園211棟306号
電話:(86)755-8277-0620、(86)138-0185-8786(日本語可)
WeChat:bandoushi01

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