景ちゃんが考える、広州アテンドスポット

2015/06/02

広州アテンド日本からお友だちが初めて広州にやってくることになりました。
さて、あなたならどこを案内しますか?
友だちが来る予定のある方もない方も、前もって考えておけばいざというときに役立ちます。
今回は景ちゃんとっておきの広州1Dayプランを教えちゃうぞ

広州旧市街を代表する場所

❶上下九歩行街
上下九歩行街は通称「西関」にある広州旧市街を代表する場所の一つです。全長約800メートルの商店街に建ち並ぶ嶺南建築群―騎楼―を友だちに紹介しましょう。騎楼:建物の1階部分が店舗、2階部分が住居という構造。2階部分は道路際まで張り出していて、その下がアーケードになっているので、夏が長く雨の多い広州では、暑い日差しや風雨をしのぐのに適している。幾何学的なステンドグラス窓は西関建築の特徴づけるもので、17世紀に東北地区から伝わった「満州窓」のスタイルが原型といわれる。
ここでのもう一つ楽しみはグルメ散策です。食通にもよく知られた老舗レストランがズラリと並んでいます。私のオススメは、宝華面店の鮮蝦雲呑面(えびワンタン麺)と牛雑面(牛モツ麺)、順記冰室の冰激凌(アイスクリーム)、南信甜品店の双皮奶(ミルクプリン)です。

旧市街の街並みや生活風景

❷沙面
上下九歩街から沙面までは、旧市街の街並みや生活風景を横目に徒歩約20分で到着します。沙面は、宋から清の時代にかけて中国と諸外国をつなぐ要所でした。アヘン戦争後は、英仏租界となったため、150あまりのヨーロッパ風建築が残されています。観光地であるばかりではなく、フォトウェディングや雑誌撮影で使われるオシャレスポットでもあります。沙面を堪能したら、珠江沿いを広州タワーの方向に15分ほど歩いて西堤埠頭へ向かいましょう。

水上バス

❸水上バスで珠江遊覧
(西堤埠頭―広州タワー)
水上バスの運賃は2元と5元(1階席2元、2階席5元)の2種類で、広州の電子マネー「羊城通」も使えます。広州タワー方面行きに乗船して約30分で広州タワーに到着します。珠江を眺めながらゆったりとした30分を過ごしましょう。❶❷は広州の歴史スポットでしたが、広州タワーで船を降りると、そこに広がるのは広州新市街「珠江新城」の現代的な風景です。広州の発展をスーパー早送りで見てきたように感じるかもしれませんね〜

ナイトクルーズ
◆ワンポイント:ナイトクルーズと広州タワー見学の両方を計画している場合には、天字埠頭で遊覧セットを購入しましょう。一人分のセット価格は、168元(遊覧船1階席)と180元(遊覧船2階席)です。広州タワーのEゾーン(107、108階)まで上がれます。

広州体育中心

❹広州体育中心
中国のスポーツといえば卓球!テレビでよく見る中国ナショナルチーム以外にも知られざる達人はいっぱいいます。体育中心の野外卓球場では、いつも夕方ころからそんな老若男女が集まってきます。卓球が好きな方はぜひ寄ってみましょう。野外卓球場は無料で利用できますが、ラケットと球は自分で用意しましょう。となりの乒乓球培训でも借りられます。球とラケットのセットで5元、デポジットが100元ほどです。

広州酒家(体育東路店)

❺広州酒家(体育東路店)
夕食は体育中心近くの「広州酒家」で本場”広州の味“をいただきましょう。こちらのお店は1935年創業で、「”食は広州にあり“第一号」の称号に輝く地元広州の老舗です。体育中心付近にある広州酒家は分店ですが、とても人気があるので席待ちになります。ホールでは周りから食器やお茶が発する”シャラシャラ“という音が聞こえてきます。お友だちに、これが広東人が茶楼で食事をする時の光景だよ、と説明してあげましょう。オススメ料理は、「文昌鶏」と「麻皮乳猪」などです。

広州酒家(体育東路店)

いかがでしたか?このプランならお友だちに広州の魅力をしっかり伝えられるはずです。これであなたも景ちゃんの「勝手にグワンドン観光協会」認定のガイドさん!?自信を持って広州を案内しましょう〜

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