殿方 育児あそばせ! 第1回

2021/07/07

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広州にて家族で二郎系ラーメンつくりに挑戦!【カントン マシマシで】

 我が家は家族で広州に来てもうすぐ半年。中国語はほぼ話せず、初めての海外生活ということもあり行動範囲を徐々に広げてるところ。そんな広州素人である我々家族の週末の過ごし方は美味しいラーメン屋さん巡り。

 広州にはおいしいラーメン屋さんが思った以上に多く、しかも日本のラーメン屋さんの味をしっかり堪能することができる。しかし、未だかつて【二郎系】という類の味濃いめ、アブラぎっとんぎっとん、極太麺のパンチが効いたラーメンには出会えていない。まぁそもそも二郎系ラーメンはかなり好みが分かれる食べ物なので、広州の方の味の好みに合うか疑問でもある……。本来なら日本に一時帰国した際に食べれば満足できるが、今は一時帰国ができる状況でもないので『無いものは自分で作ればいい』そう思い家族で二郎系ラーメンを自作することにした。

 『無いものは自分で作ればいい』

 このような考え方は生きる力としてとても大切だと思うので、教育の一環として子供にもラーメンづくりを手伝ってもらうことに。(まぁ後付けです)

 ラーメンづくりで必要な製麺機や麺棒などはジンドンで容易にゲット。しかもリーズナブル。流石、麺大国だ。麺作りに欠かせない小麦粉は、本来ならば日清製粉さんの強力粉【オーション】を二郎では主に使っているらしいが、ジンドンで調べてもオーションは見つからず。やむを得ず同じ日清製粉さんの強力粉カメリアを代替品として購入。
※オーションの購入方法を知ってる方がいたら是非連絡頂きたい。

 スープと麺作りチャーシュー作りに必要な素材は近所にある生鮮売り場(钱大妈)で仕入れる。中国語は喋れないので

猪骨棒(ゲンコツ)
猪板油(背アブラ)
猪梅花肉(肩ロース)

 という肉の部位名と必要なg量を書いたメモを売り場の兄ちゃんに渡してみると、トラブルなくスムーズにその場で切り落として渡してくれ、感動!

 素材や機材は全て揃った。いざ実践。

photo1 まずは麺づくり。強力粉1キロをうち水で混ぜこねくり回し麺生地を作る。子供と協力してこねくり回し、麺棒で生地を作っていくが思った以上に労力が必要。麺生地は製麺機に通すことで綺麗な麺状にカットされ、この工程だけでもかなり達成感がある。『製麺機に通す麺生地が綺麗になるには毎回同じ分量を均一なスピードで回したらいいんじゃない?』など、子供にとっては粘土遊びの延長として工夫・体験できているようだ。

 スープとチャーシューづくりに関しては圧力鍋でじっくり時間をかけて煮込んでいく。ここに関しては素材を分量通り入れてしまえば時間はかかるものの大きなミスはそうそう起きない。

 こうして長時間かけて作ったスープ、背アブラ、タレ、麺、ヤサイ、チャーシューを合わせれば、二郎系ラーメンの完成!

 子供達のラーメンは背アブラ無し、味薄目で用意。大人はもちろんヤサイ・アブラマシマシで。初めての自作二郎系ラーメンとしては上出来すぎる出来栄えで、味もかなり本家に近いものができた。何よりも家族で苦労して作った極太麺は本当に美味しく、子供もいつも以上にお代わりをしていた。きっと自分で麺を作った感動があって美味しさが倍増しているのだろう。

photo2 正にヤサイ・アブラ・感動マシマシな一杯だ!

 作る前は物凄く大変だと思うことも、いざ実践してみると割と簡単にいくことも多い。逆に、簡単にはいかない場合でも、苦労した分感動は大きく気づくことや学ぶことも多い。だから私はものづくりが好きだ。細かいことは子供には言わないが、こうした経験を通して自分なりに何かを感じ取ってくれると、親としては嬉しい。

 


photo prof Ryosuke Yoshida
埼玉出身、大阪生活は12年。中国語初心者・初の海外生活ということで右も左もわからない状態ですが、世界埼玉化計画推進の為、広州に家族(妻・長男6歳・長女2歳)とやってきました。広州在住日本人の先輩方に助けられ徐々に行動範囲と会話力が広がってきたところです。趣味はゲーム。仕事もゲーム。好物はビールと十万石饅頭、そこらへんの草。

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