香港在住の日本人主婦によるリレーエッセイ Vol.218
Vol.35
工藤静香の子育て&ダンナ育て
2018年当時15歳だった次女kokiちゃんが衝撃なデビューをELLEJAPANで飾ったのは今でも鮮明に覚えている。エキゾチックな顔立ちと洗練されている容姿で一気に注目を集めた。
インターナショナルスクールで培われたイギリスなまりの英語もちょこっと披露したりして、日本育ちの子がここまでインターナショナルになるのかとそれにも衝撃を覚えた。とともに、木村拓哉と工藤静香の子っていうのにもビックリ。ここから、工藤静香の子育てに意識し始めました。
インスタライブを見ると、姉妹で話してる内容も素朴だし幸せそうですくすく伸び伸び育ったんだろうなって分かります。何より両親が大好きなのが伝わってママ(工藤静香)を尊敬し目標にしていることや、家族が大好きで姉妹仲も良い。超芸能人の子どもなのに意外と親しみ深いんですよ。
ママ(工藤静香)の子育てはやっぱり非認知育児をしていましたね。褒めるべきところはきちんと評価して褒める。しつけの範囲内でいけないことは、冷静に静かな声で注意するみたいです。子どものパッションの可能性を信じて、好き、やってみたい、って言ったことは極力応援する。可能性を潰すことになるからと。
食事には気を付けていてすべて出来るだけ一から手作り、オーガニックです。これは好きでやっているし喜びですと。最大のポイントは、妻として家事育児をこなす傍ら、歌手も大好きな一つでパッションでいて、喜びでもあり原動力だと語っています。母親が好きなことを一生懸命やってる姿を子どもに見せることは凄く重要なのです。母親がキラキラしててご機嫌が良いことが幸せな家庭を築く上で重要。どんな教育を受けさせるより強くメッセージが残せるんですよね!
それはダンナの力も必要でもあるので、その点木村拓哉も良いダンナを務めていたんだろうと想定できます。夫婦は鏡でもありますし、妻が生き生きしてるということは家庭内に良い波動がありますからね。子どもも主体性バッチリですし。うちは、1回ダンナ育て失敗してるので分かるんですよね。
あとエピソードで面白かったのが木村拓哉が子どもたちの前で、「虫はホェア?」と叫んでいたそうで、決して流暢ではない英語で。その後、子どもたちに恥ずかしいから英語を話さないで。と言われたというオチなんですが、親もやってみるという行動って素晴らしいですよね。たとえ流暢でなくともいいんですよね。そこじゃないんです。(うちも香港来たての頃、ド下手な英語でやってましたから。いつのまにか子どもたちに抜かれ、ママ下手だから止めてと言われてます。一緒だ。)
とっても優秀な姉妹なんですが、それよりもこの育児法によって後から付いてきたものかなって思います。結果としてついてきてるということです。(遺伝子もありますが、子どもの努力も多いにあると思います)
代官山でまだデビュー前だった彼女たちをみて、なんてナチュラルでピュアで洗練されてるんだろうって目を見張った思い出があります。決してブランド物を着てるわけでもなくシンプルな白Tにデニムだったけど品があってとても可愛かったです。
※先日行ったオーシャンパークのプール。とっても楽しかった!!わが子たちもいい笑顔でほんと仲良し姉妹です。
リサーチソース
素晴らしい人と同じ子育て論だと嬉しいし、やっぱり非認知能力育児だよな、って思いました。
e-ko.のプロフィール
二児の女の子のママ。17年某有名アパレル企業で働き香港転勤になり退社。毒舌コラムの評判も上々。AB型のよくいう天才肌。自己肯定感高めな酒好き。香港のキャリーブラットショーって言わしてもらってます。好きな言葉は「なんとかなるさ」