新お出掛けSPOT「東岸公園テーマエリア フェーズ1」砲台山
香港島の砲台山海岸にある東岸公園のテーマエリア(フェーズ1)が、先日正式にオープンした。
「東岸公園テーマエリア(フェーズ1)」は、ワトソンロードの西に位置し、もともと中央ワンチャイバイパスプロジェクト用地であった約9,800平方メートルの面積をカバー。
テーマエリアの入り口は、中央ワンチャイバイパス歩道橋の下にあり、当パークのデザイナーは窓をコンセプトに、手すり、屋外装置などのデザインに様々なサイズの窓枠を採用、訪問者は窓から外を見るような写真が撮影できる。テーマエリアには、芝生、ベンチ、休憩施設などが充実しており、子供たちが安全に自転車などの遊具を楽しめるように安全マットも敷かれている。 ペットを連れて訪れることももちろん可能だ。
会場の特徴の1つが、長さ約100メートルの防波堤、端にはモニュメントのようなデザインの排気口が。この排気口は、ウォーターフロントの景色に合わせて特別に設計されており、ビクトリアハーバーの景観の1つとなるだろう。
また新たな撮影スポットになること間違いなし、夜になると煌びやかにライトアップされる巨大な「VICTORIA HARBOUR」の文字アートも展示。昨年7月から9月にかけて、より多くの所有者や芸術団体がこのようなウォーターフロント建設に参加するよう促すため、政府と民間企業が手を組み「ビクトリアハーバー」のワードアートインスタレーションデザインコンペティションを開催。デザイナーのファン・ビンとリン・ビンミンが手掛けた受賞作「香港の光」が会場に展示される。カラフルなフォント、香港のすべての地区名、グリッドデザインを通じて、香港の活気を表現している。また、訪れた人々が作品の中に入り撮影することを想定し、中空のデザインを採用。
現在テーマゾーンの残りの部分の設計作業が進行中であり、2024年から「東部回廊下の歩道」プロジェクトと連動して、徐々に一般公開される予定だ。
香港政府によると、「フェリーターミナルサイドテーマゾーン(フェーズ2)、ウォータースポーツ&レクリエーションテーマゾーン(フェーズ2)、バイタリティヘブンテーマゾーン」は、今年末までにオープンし、現在オープンしているエリアから25kmに延長することを期待しているとの事。このビクトリアハーバー沿岸は益々盛り上がってくることだろう。