SBIアラプロモ株式会社「終活」についてのアンケート
2013年9月、SBIアラプロモ株式会社が、60代以上の方を対象に「終活」についてのアンケートを行った。終活とは、「人生の終焉をより良く迎えるための準備」のこと。葬儀やお墓について決めておき、相続をはっきりさせ身辺整理をしておくことで、残していく家族に迷惑をかけないようにするための活動だ。
まず、「終活」は必要だと思いますか?と聞いたところ、「必要」もしくは「不必要」と回答したのは合わせて75.6%となり、「終活」という言葉の認知度が高いことがわかった。また、「終活」という言葉を認知している人の約7割が、「終活は必要」と考えているという結果に。
さらに、性別別に見てみると、「終活」を必要と考えているのは、男性44.7%、女性60.4%となった。日本では男性よりも女性の方が平均寿命が長いため、男性と比べて「必要」と感じているものと考えられる。
「終活が必要」と答えた289名に、「終活は何歳から始めるべきか」と聞くと「70代から」という答えが一番多い結果に。平均寿命に近づく70代に入ってから終活を考える人が一番多いようだ。
また年齢に関わらず、「配偶者がいなくなったら」など、何かのきっかけをもとに、終活を準備している、準備しようとしている方がいることも分かった。このことから、何かしら人生の区切りを感じたところで「終活」の準備をしようという考えの方が多いようだ。
「終活」について編集部のメンバーはどうおもっているのか、質問を投げかけてみた。何歳から、どんな「終活」をしようと思いますか?
・60歳まで生きたいので、50歳くらいから自分のCDや本を友人に渡したい。(Eさん・20代)
・35歳からいいと思いますが、特に何をしようとは思っていません。まだ大事な人がいませんから・・・(Kさん・30代)
・特に考えてはいないが、日頃から自分の荷物を最小限に抑えるようにしている(Hさん・50代)