次男ちゃん多動症？？

3兄弟がかわいい頃をすぎちゃった！
子育てサポーターkyouの三兄弟との物語。

次男との物語②

次赤ちゃんの頃から自立していた次男ちゃん
（①も読んでね～）
3歳時検診で多動症と診断されたツワモノです！

検診中椅子に一度も座らず、
部屋から部屋へと行ったり来たりしていました。

「多動症です。専門家の診断を受けてください。」

「多動症ではありません（キッパリ）」

「お母さんはみんな認めたくないのです。
でも見てください。
椅子に座ってないのはあなたのお子さんだけですよ」

そんなやり取りをしたのを覚えています。

結果、ご丁寧に1番で診断予約をとってくださいました。
専門家の前でもソファーの下をくぐり続けている次男。
呼ぶと専門家の前で白目になったり黒目になったり。

あ～～～。もうね「多動症」決定です笑

週1で療育を勧められましたが一度も行きませんでした。

できないことをできるようにさせる教育よりも
できることを突き抜けさせたいと思い独自に育ててきました。

目を離すと迷子。

お祭りで迷子になったときは
もうこのまま会えないかと思いました。

お昼寝中脱走して警察沙汰。

ローラーブレードごと川に突っ込んだり、
何もつけずに流れるプールに飛び込んだり。

私が一番凹んだ出来事をシェアさせていただきますね。

長男が川に魚釣りに行きたいと言ったあの春の日。

幼い年子の弟のおかげで出かけられなかった長男を不憫に思い、
無理したのが悪かった。

まず三男が川に落ちる
→ヘドロを拭いてる間に次男走り出す
→軽トラにぶつかる

バ～～～～ンッ！！！

頭が真っ白になりました。

人間恐怖を感じると脳が命を守ることだけに働くので
スローモーションになるのをご存知ですか？

すべてが静止する、そんな経験をしました。

1分が5分くらいに感じられました。

そのあとすぐに「うわ～～～～ん！！！」次男の鳴き声。

良かった！生きてた！！！

無我夢中で駆け寄って、次男を抱きしめて、
運転手の方と話をし、気づいたら今度は三男がいない。

見知らぬ女性が「ここにいますよ。あなた大変ね。」と
三男と手を繋いでくださっていました。

涙が溢れて止まらなかったのを覚えています。

振り返ると大変な子育てでしたが
今はリーダーシップのとれる高校生に育ちました。

次男はたしかに多動症だったのかもしれません。

でもね、今はあのときの「この子は大丈夫」という感覚を
信じてよかったと思うのです。

お母さんの「信じる」気持ちが
子供の自己肯定感に繋がるのかもしれません。

Kyou氏 プロフィール
海外で3兄弟を育てる中、人を育てる一大事業に頼れるものが何もないことに疑問を持つ。現在上海ママたちに心理学、統計学、コーチングなどを基にした「ままサプリ」展開中。香港にて講座開催中♪

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