【尖沙咀】カラオケスナック ちょっと恋のママ、後藤尚子さんインタビュー

2020/10/14

カラオケスナック ちょっと恋のママ、後藤尚子さんインタビュー

お酒とつまみを片手に歌を楽しみ、ママとディープな話ができる場所―スナック。日本ではコンビニよりも数が多いという説もあるスナックだが、香港にもそんな大人の社交場があるのをご存じだろうか。尖沙咀(チムサーチョイ)のHart Avenueにある「カラオケスナック ちょっと恋」は、昭和の場末感だっぷり。えんじ色のカウンターチェアにアラベスク柄の壁紙、ミラーボールなど、「The・日本のスナック」といった雰囲気だ。今回は同店のママ、後藤尚子さんを取材した。

後藤尚子ママPPW:香港でカラオケスナックをオープンするに至った経緯を教えてください。
後藤さん:日本ではデパートガール(アパレル系)を20年ほど勤めていました。香港在住の友人がいたので、日本にいた時からよく旅行で香港へ訪れていました。渡港回数が増え段々と香港のこともわかってきたある日、ふと、「香港にスナックってあるのだろうか?」と気になり…。友人に尋ねてみたところ、香港にはまだ当時カラオケスナックはないようでした。そんな折にとある人から、「一緒に共同経営でカラオケスナックをやらない?」とお声がけを頂き、あれよあれよと話が進んで行き、私がママとしてお店がオープンする事になったんです。
カラオケすなっくμの風景
PPW:デパートガールからカラオケスナック!大きな転身ですね。苦労された点はありますか?
後藤さん:デパートガールのときは、お客様はモノを求めてやってきました。商品の利点を説明し、それに自分の個性をプラスして販売するというスタイルでしたが、今は違います。時間を売っているという感じでしょうか。皆さんここに来ることを楽しみにしていらっしゃいますので、今まで経験したことのない難しさがありますね。

カラオケすなっくμの店内
PPW:元々歌は得意だったのですか?
後藤さん:小学校のときは合唱団。中学・高校は演劇部に所属していました。それがあったからかどうかはわからないですが、腹式呼吸の基礎ができているのだと思います(笑)。お客様からはよく「歌うまいね」とか「デュエットが心地いい!」と言っていただきます。好きな曲は、アンルイスの「夜に傷ついて」。その他、リクエストがあれば頑張ってマスターしますのでお申し付けください!

取材時になんと一曲披露してくれた後藤さん。とても伸びやかな歌声が心地よく、こちらも合わせてデュエットしたくなってしまった。同店は時間制ではないので、一定チャージで何曲でも歌うことができる。また、食事は酒の一滴から出前も可能だ。忘新年会の二次会は「ちょっと恋」で決まり!

カラオケすなっくμのママ

ちょっと恋-LOGO

住所:8/F., SOHO Tower, 25 Hart Avenue, TST ▶地図を見る
電話:(852)5402-5705
時間:20:00~3:00
https://www.tyottokoi.com/  ▶Facebookはこちら

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