日本経済新聞国際版・電子版 活用して記事を上手く収集するためのコツ

2017/10/10

香港・華南地区をはじめ、海外で活躍する日本人の方たちに不可欠な情報源となっているのが「日本経済新聞国際版・電子版」。今回は、深圳で日本人の子どもたちに塾を開講している「episわかば深圳教室」の渡辺敦氏に、国際版と電子版を併用する際の使い分けから電子版とEvernoteを活用して記事を上手く収集するためのコツを聞いた。

いつ頃から日経新聞を購読されているのでしょうか?
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中国・蘇州にいた頃は日本語の新聞を読む機会がありませんでしたが、2007年に香港へ来てから日経新聞を購読するようになりました。購読するきっかけになったのは日本企業の方から日経新聞をいただいて、興味のある記事があったからです。2014年より香港から深圳へ移った後も紙面と電子版の両方を活用しています。

紙面または電子版、どちらの媒体を読む機会が多いでしょうか?
私の場合、目的別に応じて紙面や電子版、アプリを使い分けています。「Myニュース」機能も活用して、“教育”と“深圳”のキーワードに引っかかる記事を主に読んでいます。香港エリアの情報や中国本土の政治にも興味があるので気になる記事があれば読むようにしています。

日経新聞を読む主な時間帯やシーンについて教えてください
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平日は朝起きたらアプリで色々な記事をニュースをチェックしています。塾に出社したら午前中は紙面の記事に満遍なく目を通しています。昼休みはよく外食するので、アプリでニュースを読んだりすることが多いです。

仕事で役立っている日経記事について教えてください。
わかば深圳教室では日本人の子どもたちに中学入試や高校入試に必要な学習だけを提供するのではなく、深圳に本社を置く企業の見学ツアーも行っています。ドローン企業の“DJI”やWeChatを提供しているIT企業の“テンセント”、電気自動車を製造している“BYD”など中国企業の記事があれば、塾内の掲示板に記事を貼り付けて、子どもたちにもっと深く深圳を知ってもらえるように心がけています。

プライベートで役立っている日経記事について教えてください。
ジョギングやランニングが好きなので、健康に関する記事を読んだりしています。また新製品、新サービスを比較する記事は、新しいテクノロジーやサービスを理解する上で役に立つので、目を通すようにしています。

気になった日経新聞記事のスクラップ方法について
個人的には“FINTECH”と”仮想通貨”に興味があるので、気になる記事はアプリや電子版をEvernoteと連携させてカテゴリー別に保存しています。日経新聞で本を紹介する記事がありますが、Evernoteに保存して後日、本を購入することもあります。また紙面で気になる記事はスマホで撮影して、Evernote
に保存したりしています。

日経新聞の存在意義について
日経新聞では仕事面だけでなく、プライベートでも充実した楽しい記事を読めるので、趣味としての要素も強いです。「新聞は宝の山」と言いますが、宝物を見つける感覚で役に立つ記事をピックアップしていて、深圳で生活する上で欠かせないツールとなっています。

貴社の事業についてお聞かせ下さい。
Epis Education Centreは一見詰め込み教育と非難対象になりがちな中学、高校、大学入試の学習を逆手にとって利用し、学ぶ意味、学ぶ楽しさ、問題解決力を追求する学習塾です。わかば深圳教室では「深圳×教育」をテーマに、深圳独自の教育をご提供する取り組みとして深圳企業の見学ツアーも行っています。11月上旬にはモノづくりの祭典「メイカーフェア」もあるので、子どもたちを連れて行って、将来につながる動機付けの機会になればと思っています。今後も深圳で行なわれるイベントや深圳の企業にも子供達をどんどん触れさせ、深圳が好きな子どもが一人でも多くなればと考えています。

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episわかば深圳教室
教室長
渡辺 敦(わたなべ あつし)氏

海外教育歴は15年。「深圳×教育」をテーマに深圳独自の教育を提供すべく活動中。教育現場では言語習得と認知能力の相関関係「ダブルリミテッド問題」について実践的な指導を行う。また「中国の受験問題」と「日本の人口減」の打開策としての日本留学の環境整備を進める。

epis
epis Wakaba Shenzhen School
住所:広東省深圳市南山区
   南海大道1113-1115
   花様年美年広場3棟2楼
電話:86 755 2162 1702
メール:info@epis.com.hk

日本経済新聞
国際版・電子版のお問い合わせは日経中国(香港)社まで
Tel : (852)2598-1771
E-mail : nikkei@nikkei.com.hk

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