キレイをつくるレシピ帳 第50回「里芋と舞茸の炊き込みごはん」

2019/10/23

kawa1皆さんこんにちは。フードコーディネーターの川島です。
美容を絡めた日本のトレンドを基に、
「キレイをつくる」レシピを皆さまにお届けしていきます。
メイクや服装で見た目を変えることはできますが、
本当のキレイは身体の中から。
これから紹介していくレシピを日々の生活に取り入れて、
心も体も美しくなりましょう!

 

美味しくキレイを手に入れよう
~サトイモレシピ

10月も下旬となり、冬を感じさせるような寒い日も増えてきましたね。そんな今の時期には、寒い冬を過ごすための身体を守ってくれるようなお野菜を意識して摂りたいですね。収穫の秋である今時期が旬の里芋は独特の粘りが特徴ですが、その粘り成分であるガラクタンやムチンといった食物繊維には、免疫力を高め腸内環境を整えて、美肌に導く栄養がたっぷりです。

今回はそんな里芋に、今時期同じく旬の舞茸も織り交ぜた、秋らしい炊き込みごはんレシピをご紹介したいと思います。

❶お米は研いで30分程度浸水させ、ザルにあけて水気をしっかり切る。里芋は皮を剥き輪切り(サイズにより半月切り)に、舞茸は石突きを落とし小房に分ける。

❷炊飯器に研いだ米、出汁とAを2合の目盛りの部分まで加え混ぜ、里芋、舞茸も加え炊く。

❸炊き上がったら10分蒸らし返すように混ぜ、器に盛り付け、白ごまをひねり散らす。

 

土鍋やホウロウ鍋で炊く時には、フタをして中強火で加熱し、沸騰したら火を弱め11分。火を止め10分蒸らしてください。出汁を取った際に残った出汁昆布を細切りにし、一緒に炊き込んでも美味しいです。お写真では実際に炊き込んでいます。ほか、食感のあるレンコンやゴボウ、旨味となる油揚げなどを合わせるのもオススメ!濃い口おかずに合わせたい場合は塩は無しか

ほんのひとつまみ。しっかり味の炊き込みごはんにしたい場合は、(2)で出汁とAを合わせ味をみた際、すこし濃いめに感じるくらいが炊きあがりちょうどよいですよ。

日々の食卓に秋の味覚を取り入れて、美味しくキレイを手に入れてくださいね。

川島

里芋と舞茸の炊き込みごはん(材料)

● 米 2合
● 里芋 6個
● まいたけ 1パック
● 出汁 360ml
● A薄口しょうゆ(A) 大さじ2
● A酒 大さじ1
● Aみりん 大さじ1
● A塩(A) 少々


こちらのレシピは一例になり、過度に同じものを摂取するのはバランスの偏りとなり返ってお肌にも悪影響がありますので、それぞれの栄養素をひとつの食品に偏らず取り入れてください。

 協力:日本ボディスタイリスト協会

参考文献:食品成分表、新エステティック学


川島 令美 (かわしま れみ)プロフィール
フードコーディネーター/料理家/モデル
女優・モデル業と並行し、現在はフードコーディネーターとしてテレビドラマ、広告などのフードコーディネートやスタイリング、雑誌や書籍、WEB媒体にレシピやコラムを掲載、飲食店店舗のメニュー開発や監修、そして料理系のセミナーやイベントへの出演など幅広く活躍中。美食同源を提唱しており、日本ボディスタイリスト協会の食学科顧問を務めセミナーなども行っている。
公式HP:www.vivienne.co.jp/remi

Pocket
LINEで送る