「美味しくキレイを手に入れよう〜牡蠣とカリフラワーの豆乳スープ 」キレイをつくるレシピ帳

2016/11/23

豆乳スープ皆さんこんにちは。フードコーディネーターの川島です。美容を絡めた日本のトレンドを基に、「キレイをつくる」レシピを皆さまにお届けしていきます。メイクや服装で見た目を変えることはできますが、本当のキレイは身体の中から。これから紹介していくレシピを日々の生活に取り入れて、心も体も美しくなりましょう!

秋の終わりから店頭でも顔を出し始め、本格的な冬を迎える頃に旬を迎える牡蠣とカリフラワーは、これからの寒い季節のお肌を守る栄養が含まれています。

まず、この時期の旬な食材として真っ先に思いつく人も多い牡蠣は、低脂肪・高タンパクで、オメガ3脂肪酸や亜鉛など、美肌に役立つ栄養がプリっとたっぷり。

そしてそこに華を添えるのは、腸の調子を整え美肌に役立つ繊維質や、風邪のウイルスに対する抵抗力を高める働きのあるビタミンCをたっぷりと含むカリフラワー。実は見た目もそっくりな生のブロッコリーの方がビタミンC含有量としては少し多いのですが、カリフラワーの利点としては、加熱でのビタミンCの損失が少ないところ。茎の部分にもビタミンCは豊富に含まれているので、捨てずに召し上がってくださいね。

今の時期にしか味わえない白い風貌のカリフラワーの、旬の美味しさを是非食卓に添えましょう。そんな豊かさも、人にとって大切な心の栄養となります。

牡蠣に含まれる亜鉛には、細胞分裂を活性化させ皮膚の再生を促進する効果があるとされており、亜鉛の吸収をビタミンCがサポートしてくれるので、相性もとっても良い組み合わせです。

そんな二つの旬な食材を組み合わせた、美味しくキレイを手に入れられるスープレシピを今回はご紹介します。

〈牡蠣とカリフラワーの豆乳スープ〉
● 牡蠣  -  150g
● 白ワイン(A)  -   50ml
● 水(A)  -   1カップ
● とりガラスープの素(B)  -   小さじ1/2
● ローリエ(B)  -   1枚
● 玉ねぎ  -   1/2個
● カリフラワー  -   1/2個
● バター  -  15g
● 薄力粉  -   大さじ1
● 豆乳  -   1.1/2カップ
● 塩  -  少々(小さじ1弱目安)
● 白こしょう  -   少々
● パセリ  -  適量(好みで)

❶玉ねぎを1cmの角切りに、カリフラワーは小房に分ける。牡蠣は塩水で振り洗いし、ざるにあげて水気を切る。
❷鍋に牡蠣とAを入れて火にかけ、ぷっくりとしてきたら火を止め、牡蠣と煮汁を分けて取り出しておく。
❸鍋にバターを熱して玉ねぎを炒め、透き通ってきたら薄力粉を加え弱火で粉っぽさがなくなるまで炒め、カリフラワーも加えひと炒めする。
❹②の煮汁とBを加え弱火で5分ほど煮たら、豆乳も加え5分ほど煮立てとろみをつける。
❺取り出しておいた牡蠣を加え、塩・白こしょうで調え、器に盛り付けパセリを散らす。


こちらのレシピは一例になり、過度に同じものを摂取するのはバランスの偏りとなり返ってお肌にも悪影響がありますので、それぞれの栄養素をひとつの食品に偏らず取り入れてください。

協力:日本ボディスタイリスト協会
参考文献:食品成分表、新エステティック学


 

川島令美川島 令美( かわしま れみ)プロフィール
フードコーディネーター/料理家/モデル
女優・モデル業と並行し、現在はフードコーディネーターとしてテレビドラマ、広告などのフードコーディネートやスタイリング、雑誌や書籍、WEB媒体にレシピやコラムを掲載、飲食店店舗のメニュー開発や監修、そして料理系のセミナーやイベントへの出演など幅広く活躍中。美食同源を提唱しており、日本ボディスタイリスト協会の食学科顧問を務めセミナーなども行っている。
公式HP:www.vivienne.co.jp/remi

 

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