湾仔(ワンチャイ)モダン韓国料理「MOMOJEIN」

2015/09/14

MOMOJEIN

香港のレストランシーンに新たに旋風を巻き起こしているモダン韓国料理。これまでは韓国料理といえば伝統的な韓国バーベキューや辛い海鮮鍋などが主流だったが、今年に入って伝統的な韓国料理にアレンジを効かせた新感覚のモダンなレストランが次々にオープンしている。今回は、湾仔(ワンチャイ)の飲食ビルQREセンターの23階に新しくオープンしたモダン韓国レストラン「MOMOJEIN」を紹介しよう。同店はオーナー兄弟を始め、マネージャー、スタッフ、シェフも全て韓国人。韓国料理をモダンアートのように仕上げることで知られ、テレビにも多々出演するシェフ歴10年のリム氏をエグゼクティブシェフに迎え、革新的な韓国料理を提供する。本場韓国人も一目置く話題の店だ。

モチモチ食感がたまらない「カルビホットク」

モチモチ食感がたまらない「カルビホットク」

じっくり煮込んだスープの「参鶏湯」

じっくり煮込んだスープの「参鶏湯」

店内は、白を基調に木の温かみを感じさせてくれるシックでモダンなインテリアを揃え、居心地の良いカフェのような雰囲気。ついつい長居をしてしまいそうだ。また、韓国レストランというと金属製のスプーンや箸を使用する店がほとんどだが、同店は木製のものを使用。食器やインテリアなど細部にいたるまでこだわりが感じ取れる。

さっそく同店のおすすめメニューを紹介しよう。韓国屋台の名物スイーツのホットク(日本のおやきのようなもの)をアレンジしてスイーツの代わりにカルビを詰めた「カルビホットク」は、スナック感覚で味わえる一品。外はカリカリ、中はモチモチとした食感が楽しめる。また、時間をかけて煮込んだ「参鶏湯(サムゲタン)」は、サイズは小さいながらもスープはコクがあり心温まる優しい味が魅力。様々な薬草を加えて6時間じっくり煮込んだスープ、そしてそのスープを少しづつ加えながら米、小豆、レンズマメをリゾットに仕立て上げ、それを鶏肉で巻いた手の込んだ工程は、極上の味を裏付ける。

鉄板メニュー「カントリーフライドチキン」

鉄板メニュー「カントリーフライドチキン」

テンジャン味噌で煮込んだ「カルビとジャガイモの煮込み」

テンジャン味噌で煮込んだ「カルビとジャガイモの煮込み」

そして、ジューシーな味わいの「カントリーフライドチキン」も、見逃せない鉄板メニューだ。自家製の秘伝レシピで下味をつけた鶏肉を一度クールダウンして6時間ほど置くことで、外はカリッと中はジューシーに揚げることができるのだという。そのままでも美味しいが、お好みであっさりと塩コショウまたはクリームソースでいただこう。
さらに、一頭の牛から600g~800gしか取れないという牛すじ肉とじゃがいもをテンジャン味噌で煮込んだ「カルビとジャガイモの煮込み」は、ついついご飯を混ぜて食べたくなる親しみやすい味。ランチは10種類のメインに、キムチ、スープがついてHKD80~と良心的な価格設定でボリュームも満点。さあ、さっそく新感覚モダン韓国料理を味わいに出かけてみてはいかが?

MOMOJEINMOMOJEIN
住所:23/F., QRE Plaza, 202 Queen’s Rd. East, Wan Chai
電話:(852)2789-1949
時間:火~日12:00~15:00、18:00~23:00(月曜日定休)
フェイスブック:momojeinhk

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