デザインをテーマにした「華・美術館 Hua Art Museum」深圳

2018/10/03

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「華・美術館」は、不動産やホテルの開発および管理、観光関連文化産業を運営している中国企業「華僑城集團」によって設立された、中国初の「デザイン」をテーマにした美術館。「華僑城集團」の「華」の名を付け、「華・美術館」は2008年9月1日に深圳「華僑城」で設立された。

 

 

歴史

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「華・美術館」は、大型中央企業を管理している中華人民共和国国務院国有資産監督管理委員会(略称:国資委)に属している。また、国資委によって、唯一文化産業の発展業務が認められた中央企業でもあり、「華僑城集團」が投資し、設立した国内初の大手企業が所有するアートギャラリーになった。「華僑城」のレイアウトを改善するため、芸術的デザインをテーマにした「華・美術館」がこの度設立された。それは、国家級の美術館である「何香凝美術館」、前衛芸術をテーマにした「OCT當代藝術中心」と「華僑城」の「芸術三角」を形成しており、芸術的なレイアウトのフルレンジの形成を構成。デザインに焦点を当て、中国文化のソフト・パワーを反映している。

 

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建築設計

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「華・美術館」は、80年代初頭に「深セン湾大酒店」に建てられた。都市の急速な発展により、「インターコンチネンタル 深セン」と「何香凝美術館」が集まるこの地域が生まれ、その地理的な優位性を生かすべく、この場所を保留し、芸術品やコレクションを展示する美術館「華・美術館」を設立した。3000平方メートルの面積を持つこの美術館は、展示品とコレクションをよりよく保存できる環境や条件を作るため、温度を調整できる展示エリアを作るなど、展示品に最適な環境が整っている。

 

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「華・美術館」のデザインは、インターコンチネンタル 深センと何香凝美術館の建築スタイルと鮮明なコントラストを形成し、かつ両者とうまく調和するように決められた。元の建物の窓や壁はそのまま残し、ファサードが作り出す3次元視覚効果が強い視覚的なインパクトを形成している。館内は六角形のデザインで成り立っており、3次元の効果で新しい室内空間を生み出した。古いランドリーから美術館にリノベーションされた事自体も、工業都市から現代の国際的な大都市へ変貌した深センの歴史を反映している。

 

 

展示ホールと展覧会

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「華・美術館」は、中国のデザインの発展を促進すべく、様々な所蔵品を収蔵している。具体的にはグラフィック、インテリア、プロダクト、ファッション、デジタル、ビデオ、アニメーションなどの分野も含め、デザインと現代美術の関係を共に探求するべく、現代アートと様々なマルチアート活動に焦点を当てている。特別企画の企画および開催、公開講座や国内外の学術フォーラムや交流、学習活動の企画、デザイン教育の実施、国内外の先駆的デザインコンセプトの紹介、最新のデザイン動向の発見と展示、アートデザインの才能の探索と育成にも取り組んでいる。

 

 

 


華・美術館(Hua Art Museum)
住所:深圳南山區深南大道9009號華僑城
時間:火~日 10:00~17:30 月休
ウェブ:http://www.oct-and.com/
入場費:大人 15元、学生 8元、火曜日入場費無料

 

ProfileAnnabelle
美しいものに囲まれている時間が一番幸せだと感じる、美学に酔いしれる20代の香港女子。

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