珠海、マカオも見渡せる絶景スポット
市民の憩いの場として親しまれている
マカオの街並を一望
珠海市は珠江デルタの右岸に位置し、南でマカオと接しており、146の島を擁する。その中で香炉湾にあるのが「珠海景山公園」である。石景山にそびえる岩の形が、色々な動物に似ていることで有名。石景山の変わった岩(奇石)は大小合せると26組ほどあり、この奇石と滝の織りなす「碧潭飄瀑」と、湖の中央にある一対のアケボノ杉「情侶樹(めおと木)」は、「珠海両絶(=珠海の二大絶景)」と呼ばれる。山のふもとには湖があり、夏場は湖畔に涼を求める人たちでにぎわう。また、ちょっとしたアトラクションもあり、子供たちも楽しむことができる。山頂は珠海一帯の風景を見渡せる絶好のスポットであり、「珠海漁女」の彫像やマカオ、珠海市を一望できるので山に登るなら天気のいい日を選びたい。珠海のシンボルである「珠海漁女」は、8.7mの花崗岩の像で、香炉湾に突き出した岩の上にそびえ立つ。顔は下を向き、目を閉じて、頭上には両手で真珠を持ち上げた姿は不思議と物悲しい。それもそのはず、その昔「夜明け珠」と呼ばれる大きな真珠を獲るために1人の乙女が犠牲となったという伝説があり、珠海という地名もこの伝説に由来している。
珠海市香洲区海浜北路
路線バス2,3,4,13,20,26,204「海浜公園」下車