広州市スタイリスト「肌の健康法や紫外線対策」濱島一二
こんにちは!毎度です。濱島です。
3月のはじめは少し寒い日が続きましたが、ここにきて湿った暖かさが増して来ましたネ。今回も多くの女性の方からいただく質問です。
Q6
・ここ広州に於ける肌の健康法や紫外線に対する肌の守り方について教えて下さい。
A6
・肌の健康を考えるならば、まずは洗顔をキチっとする事が重要です。”汚れを綺麗に落とす事“、”化粧品も必ず落とす事“です。あとは化学的なものにあまり頼らずに物理的な方法、特にマッサージなどは有効な処置であるかと思います。
細かな事は次の機会にという事で、今回は「紫外線」についてお話していきましょう。
紫外線とは、波長が400ミリミクロン以下の短い化学線であり、目には見えない特長を持っています。人体に非常に有効な働きをする紫外線もあり、特に波長が320ミリミクロンの紫外線を「ドル・ノー線」(健康線)と言い、児童の骨格形成に必要なビタミンDを作ってくれます。
ただ、多くの人達が思っている紫外線は人体に悪い影響を与える事の方が多いですネ。
紫外線には大きく分けて、A波・B波・C波があります。特に気をつけたいのがC波であり、皮膚ガンの要因にもなると言われています。先程も述べましたが、紫外線とは一種の化学線であり化学反応を引き起こす性質が強いものです。例えば、紫外線が細胞の中に入ると細胞内の物質に化学的に異常に活発な”ラディカル(基)“を発生させます。このラディカルが何をするかわからない。変異原性物質でもあるし、発ガン物質でもある。とても危険なので表皮の細胞内に多くのメラニンを分布させてその紫外線の化学変化・毒性を遮断したり、時には中和したりして、奥まで紫外線が入らないようにしているのです。
一般的に色白の人が日焼けしにくいのは、紫外線の遮断が不完全なためで、元々メラニンの少ない白人や表皮の生産が減少した老人は皮膚ガンになり易いと言われています。
紫外線の波は元々地球の極地方に多いのですが、近年オゾン層の破壊により色々な地域に広がっています。
ここ広州は、夏至の日には太陽が真上に位置する地域です。日本よりも紫外線の強さも量も多いのです。
医学的な検知から考えれば、紫外線を浴びて肌が黒くなることは、メラニンが正常に働き、健康を守ってくれているということだと思って下さい。
美容学的には、多くの人に嫌われている紫外線ですが、UV遮断効果のある化粧品をうまく利用して下さい。決して乱用したり、成分の強い商品を長く使用しないで下さい。
詳しい話はまた後ほど。
また次回を楽しみにしてネ〜
スタイリスト 濱島一二
美容師歴36年を誇り、日本で美容メーカーの社外講師としても活躍。技術はもちろん折り紙つきだが、頭皮や髪に刺激の少ない薬剤を使用するなど髪の健康を一番に考えており、広州で人気のスタイリストの一人。
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