豚肉を楽しむ居酒屋「熱狂酒場 美豚」広州市天河区

2014/10/21

居酒屋「美豚」

オープンしてもうすぐ1年になる、居酒屋「美豚」は、地下鉄体育中心駅から歩いて15分の場所にある。店内にはカウンター、テーブル、和室が用意されており客席が充実している。仲間とワイワイ飲むのもよし、和室で会食もよし、カウンターでひとり飲むのもよし。この隠れ家的名店は、日本人のみならず中国人の間にも知られているようで、国籍を問わず多くの人の胃袋をトリコにしている。

今回は自慢の豚肉料理をいただいた。まず1番手、炭火焼黒豚カルビ。カルビを炭火でじっくり焼き上げると、ジューシーな旨みが溢れ出す。胡椒とタレが絶妙にからんでたまらない美味しさだ。ビールが進むこの一品だが、白いご飯とガッツリいただくのもいいだろう。そして次にネギ塩トンテキ。トンテキとは豚のステーキのこと。分厚い肩ロースのソテーだが、驚くほど柔らかい。たっぷりのネギと塩ダレがからむトンテキはポテトとの相性も抜群。塩ダレでさっぱりしていながら食べごたえがあり、カルビとはまた違う味わいだ。

美豚の料理1  美豚の料理2

その他、美豚特製トロットロのとんこつスープベースがベースとなった3種類のラーメンも人気。白、黒、赤の各種ラーメンは、白が基本のとんこつ味、黒が香ばしい焦がしニンニク味、赤が激辛とそれぞれ個性的な味わい。スープの濃さや麺の硬さなどはお好みでオーダーでき、辛さ調節もできる。とんこつスープと縮れ麺のコンビネーションはやみつきなること間違いなしだ。その他、たこわさ、もずく、チャンジャなど珍しい品々や、オクラ豆腐、オニオンサラダなどのサイドメニューも豊富だ。

オーナー曰く、食材の仕入れにもこだわり、良い食材を使ってひと手間加えることで、「この値段でこの旨さ」と感じてもらえるよう工夫を重ねているとのこと。良い素材と、その素材に合った調理法が出会うことで、満足のいく美味しさが生まれるのだと改めて感じた。また豚肉はビタミンB1が多く含まれ、スタミナと美容に効果を発揮するので、キレイになりたい肉食系女子にもぴったりの店だ。

個性が光る品々が楽しめる同店。オープン以来客足は徐々に増え、今ではほぼ毎日満席状態でにぎやかに営業している。路地の奥に店舗を構えているため決して立地が良いわけではないが、料理の確かな味が常連客を引きつけているのだろう。早速足を運んで「豚肉ってやっぱり美味い!」と、新しい豚の魅力を発見して欲しい。

美豚の美人スタッフ  熱狂酒場 美豚

熱狂酒場「美豚」
住所:広州市天河区体育東路六運五街12号
(オークウッドホテルの裏口、中国建設銀行とセブンイレブンの
間の通りをまっすぐ進んで突き当たりの角)
電話:(86)20-8753-1717
(86)185-0201-4948
時間: 17:30~24:30 (ラストオーダー 23:30)

Pocket
LINEで送る