香港滞在型グローバル人材育成研修Pasona Global Edge

2017/11/29

写真A

語学レッスンや社員研修を提供しているパソナエデュケーションでは、国際競争力、コミュニケーション力、異文化適応能力を養い、グローバルリーダーを育てるための香港滞在型グローバル人材育成研修『Pasona Global Edge』を実施している。対象は高校生、大学生、企業の若手社員と幅広い。それぞれの目的に応じたプログラムをテーラーメイドで提供しているのも特長だ。今回は、大学生及び若手社員向けに実施されたプログラムの一部をご紹介しよう。

写真B

言葉だけでなくジェスチャーも交えながら、相手と意思疎通を図る研修生たち

グローバルな環境でビジネスを体感、将来に繋げる―Food Expo 2017
就職活動を控えた大学生も、自らを成長させるために香港を訪れる。今夏は、明治学院大学、神奈川大学、近畿大学、関西大学、中京大学から総勢28名の学生が来港した。インターンシップを目的とした学生はFood Expo 2017の福岡、熊本、鹿児島、沖縄の各県ブースに運営補助として参加。呼び込み、試飲・試食、販売など様々な業務を担い、ビジネスの現場を体感した。こうした香港での実体験を糧に、帰国後は将来の夢に向かって、自分の能力に磨きをかける。卒業後、第一志望の企業に就職する学生も多い。

1
どの学生も担当企業の社員になりきって懸命に商品をアピール

企業での実務体験から、海外で働くことを知る―企業でのOJT
また、近畿大学の学生は、パソナエデュケーションでのOJT以外に、香港ヤクルト、759阿信屋、三菱電機(香港)の三社にて、マーケットリサーチや現場実習などを体験。香港人スタッフや顧客と英語でコミュニケーションしたり、日本と香港での商習慣の違いを学んだりしたことで、海外で働くとはどのようなことなのか、身をもって学んだ。この経験で学生たちは、自身の課題や、就職活動を行う際の企業選びの軸を見つけることができた。

1
企業でのOJTの様子。異文化に身を置いたからこそ得られる発見も多い

自社の実績を知り、海外キャリア形成のきっかけに―ストレンジャーチャレンジ
日本国内だけでなく、世界各国でも様々なプロジェクトを手掛ける前田建設工業株式会社は、毎年3年次(土木)研修を香港にて実施。国内志向の強い若手社員にも、海外での自社の仕事を認知してもらい、海外キャリアへの興味を喚起することがねらいだ。

通りすがりの知らない人に声を掛ける「ストレンジャーチャレンジ」では、自社の手掛けた施設(駅、高速道路、橋など)を利用しているか質問。人々の反応から、日本だけでなく香港でも生活に欠かせない存在となっている自社の事業に対する誇りが芽生える。また、現地の人々と話す中でコミュニケーション力、チャレンジ精神、サバイバル力を培う。研修がきっかけとなり、これまで関心のなかった海外勤務に目を向ける社員が増えたという。

どのプログラムにおいても参加者から「香港での経験が人生のターニングポイント」という声が聞けるのは、様々な国籍・バックグランドが入り乱れる香港が持つ特有の魅力が、日本の若者に大きな刺激を与えているからこそ。香港での人材育成を通して、1人でも多くのグローバルリーダーが世界に輩出されることを期待したい。

pasona logo
Pasona Education Co. Ltd
住所:2/F., Vulcan House, 21-23 Leighton Rd., CWB
電話:(852)2577-8002(代表番号)、(852)2577-8384(日本語ライン)
メール:conslt@pasona.edu.hk 
ウェブ:www.pasona.edu.hk

Pocket
LINEで送る