日本のモダンアーティスト「タカノ綾」上環で初個展

2014/12/15

日本のモダンアーティスト「タカノ綾」

アニメ風のキャラクター表現を用い、日本を代表する現代美術作家となった村上隆。彼が率いるアート集団・カイカイキキに所属する若手アーティストとして話題の「タカノ綾」。日本文化やSF的世界感を背景に描かれる作品にはどれも彼女自身を反映させたかのような幼い少女が登場する。可愛いイラストタッチと淡く優しい色使いの反面、どこか不思議でエロティシズムさえ漂う作風が、女性を中心に多くの人の心を捉えて放さない。近年ではペインティングやイラストレーションだけではなく、漫画家、エッセイストとしても活動する。
そんな彼女の香港初となる個展「La Maison d’Aya’by Aya Takano」が、香港現代芸術財団(HOCA)によって2015年2月18日まで開催されている。場所は、現代アート作品と食事が一緒に楽しめると話題のレストランバー「Bibo」。香港中の目の肥えた芸術愛好家が集まる場所だけに、彼女への期待が伺える。「La Maison d’Aya’(綾の家)」と題された今回の個展では、今年発表された「Venerable Fox, the God of Abundance」を始め、彼女の過去10年間に渡る作品の数々を一堂に展示。さあ、あなたもタカノ綾の世界感に触れてみては。

 

タカノ綾が香港で初個展

La Maison d’Aya’ by Aya Takano
住所:Bibo,163 Hollywood Rd., Sheung Wan
期間:2015年2月18日まで

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