香港在住の日本人主婦によるリレーエッセイ Vol.242
Vol.59
インターナショナルスクールと日本人学校を比較しまくるの巻
またまた、分析大好き人間が勝手に比較させていただきます。というのも、インターナショナルスクールから日本人学校に行かせたいけど、ハードルが高くて無理かな、ついていけるかな、どんな雰囲気かな、というお声が周囲より多数届いているので分析させて頂こうと思ったのです。
長女が日本人学校(保育園からずっと日本の教育)、次女がインター(幼稚園から海外の教育)なので、リアルな比較ができます。多分兄弟バラバラの教育をされている家庭は少ないんじゃないかな。。。
まずは、インタースクールからいきますね! 全てが良い意味で適当(適当人間な私は居心地がいいのだけど、真面目で気にしーなママさんは結構イライラしてる(笑))。
通学バスも、日によって早かったり遅かったり、時間通りに来たためしがない。さらに、一部の先生のメール返信速度が激遅!見てるのか見てないのか分からないので不安になって、同じ文章を4回連続で送った過去あり(実は見てるんです、ただ返信が遅いだけ)。しかも返信時間が明け方や、もしくは夜中とかに来る時がありました(笑)
そして学校でのランチは、テレビを見ながらみんなで食べているそうで非常に楽しそうです。
あと、先生方がやたらと褒めちぎってくれるので自己肯定感がかなり上がります!個性を認めてくれるので、相手に危害を与えない限りなんでもOK!髪色だってピアスだってOK!(一部の学校は、茶髪、ピアスNGですよね。茶髪の子はいけないの? 茶髪だからって勉強できないの? 好きで茶髪にしてるんだからその好きをなんで、阻止するのだろうと個人的に思ってしまいます)
さらにデメリットとしては、学費が高いのに休みが多いこと、日本人だからやっぱり日本の歴史を学べない点ですよね。個人的には外国の歴史より日本の歴史が大切と思うんですよねー。
さて、日本人学校のいいところは、海外にあるので少しは寛容?って思うけれどそこはしっかりと日本社会です。なによりもいいのは、行事がしっかりあること!ホントに素晴らしいくらいの完成度なんです。やっぱり感動しちゃいます。
また先生方が、しっかり丁寧にメールの返信やお知らせ事を前もってくれること。生徒一人一人がしっかりしていて、礼儀が良い。品が良い。
日本人学校といえども、英語レベルも高いスーパー小学生のお子さんをよく見かけます。英語は出来るので、あえて日本語を強化したいが為に行く方も多いようです。もれなくバイリンガル、トリリンガルも夢ではないですね。更に、日本の難関校を受験するのならば、日本人学校が比較的優利です。学力偏差値の高い子たちが集まるので、競争意識も芽生え名だたる有名校に進学する可能性が広がります。また、クラスメイト同士、絆が深いので大人になってからも親交があるんです。
ざっと書いてみましたが、いかがでしたか?
海外在住の皆様、流行りのインターより日本人学校に入れたくなりましたか?
結局は子どもが楽しんで行ってくれれば、それに越したことはないですよね。
リサーチソース
日本人学校は実は英語レベルが高い
結局は楽しんでくれたもん勝ち
e-ko.のプロフィール
2児の女の子のママ。17年間の某有名アパレル企業で働き、主人の香港転勤により退社。毒舌コラムの評判も上々。AB型のよくいう天才肌で、自己肯定感高めな酒好き。香港のキャリーブラットショーなんて言わしてもらってます。好きな言葉は「なんとかなるさ」