知らなきゃ損!オクトパスと上手に付き合う術

2022/11/02

IMG_5633うっかりしていると手数料がかかる!?
古いオクトパス、使っていないオクトパスをお持ちの方は要注意! 先月、15年以上使ったオクトパスカードは交換が必要になることが発表された。交換が必要かどうかは、窓口に持っていくか、オクトパスリーダーにかざした時「ドゥードゥードゥー」という音がならないかで判断できる。もしその音が鳴ったら無効だということ。無効のオクトパスは返却して払い戻しを受けるか、1年の猶予期間中に無料で交換してもらうかの対応をしなければ、その後カード残金から年間HKD20を払わなければならない。この措置は2022年11月15日より導入され、手数料は1年後の2023年11月15日から請求される。
お次は使っていないオクトパスについて。オクトパスは3年間未使用だと自動的に無効になる。仮に期限が切れたからといって使えなくなるわけではなく、窓口に持っていけばすぐに有効な状態にしてくれるのだが、2020年からは無効のオクトパスには年間HKD15の管理手数料がかかることになった。予備のオクトパスなどをお持ちの方は、知らない間に期限が切れていないか確かめてみよう。image_67203329

超お得な割引制度の特別措置は継続決定!
駅などに設置されている「補貼領収站(サブシディーコレクションポイント)」という青色の機械、公共交通機関をよく使う人ならご存知だろう。毎月16日以降にここへカードをかざすだけで、前月分の交通利用額に応じた還付が受けられるというもの。2019年に始まったこの割引制度、MTRでもバスでもフェリーでも、とにかく公共交通機関の利用額が1ヶ月にHKD400を超えた場合、超えた額の1/3(上限HKD400)が戻ってくる(有効期限は3ヶ月以内)。
さらにありがたいことに現在は、HKD200以上の利用で、超えた額の1/3(上限HKD500)を還付するという、コロナ禍の特別増額措置がとられている。要するに、1ヶ月の交通費がHKD1,000と仮定した場合、そこからHKD400を引いた残りHKD600の1/3であるHKD199.9が元々は戻ってきていたが、この特別措置のおかげでHKD200を引いた残りHKD800の1/3であるHKD266.6が戻ってくるようになったというわけ。年間計算すると…なかなかの額だ。
今までも何度かこの特別措置は実施されており、今回は10月までというアナウンスだったが、つい先日、さらに来年4月30日まで延長されることが発表された。子ども用オクトパスでもOKなので、よく遠出をする人は家族分も合わせてチェックしてみて。image_50429441

長距離MTR利用にはこちらがおすすめ!
MTRで長距離移動している人におすすめなのが「港鐵都會票(シティセーバー)」。オクトパスとは違い、距離に関わらず利用回数でカウントされる。40回使えて価格はHKD435、有効期限は初乗車から40日間。1回あたり約HKD10.9なので、片道通勤費がそれ以上の人、週末は必ずMTRで遠出するような人にはかなりお得なカードとなっている。ただし購入14日以内に初回乗車をしなければならない点、一部使用できない区間がある点に注意。image_67177985

オクトパス:www.octopus.com.hk/en/consumer/index.html
補貼領収站:www.ptfss.gov.hk/en-main.html#/en-home
港鐵都會票:www.mtr.com.hk/ch/customer/tickets/citysaver.html

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