異次元の世界へ「Phygital D」西九文化區

2022/08/31

スクリーンショット (1771)

芸術の秋にふさわしいイベントとして、西九文化區(以下、WKCD)で行われる「Phygital D」(9月8日~10月9日)を紹介しよう。フィジカルパフォーマンスとデジタル効果を融合させた新感覚の同イベントには、日本人ビジュアルアーティストの梅田宏明氏がデジタル画面を通して出演する。スクリーンショット (1772)スクリーンショット (1774)スクリーンショット (1773)
彼はヨーテボリ・オペラ・ダンスカンパニーのような世界のカンパニーやフェスティバルの振付を手がけるなど、その実績は世界40ヵ国、150都市と幅広く活躍する国際的アーティストだ。近年では、映像・照明・サウンドクリエイターとしても活躍し、世界を圧巻してきた注目のアーティストでもある。
今回9月8~12日は同氏によって制作された3つのインスタレーションを展示。3年の月日を費やし作り上げた同作品は、VR技術を用い、ひとつの身体の動きをさまざまな角度や表現ツールから観衆の五感に訴えかけるものだ。また、9月16~18日に開催される『indivisible substance』ではデジタル画面の中にいる梅田氏が、実際に会場で他のパフォーマーたちと踊るような錯覚を覚える不思議なショーを垣間見れる。ダンス、音、映像、光などさまざまなエレメントをハイブリッド化し、現実空間と仮想空間の境界を越えた新しいアートの世界へ足を運んでみよう。スクリーンショット (1769)

Installations by Hiroaki Umeda
日時:9月8~10日 13:00~21:00
11~12日 13:00~19:00
会場:The Box, Freespace
チケット:HKD80

indivisible substance
日時:9月16、17日 20:00~
18日 15:00~
会場:The Box, Freespace
チケット:HKD280

チケットのお求めはこちらから
West Kowloon Cultural District
www.westkowloon.hk/en/phygitald

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