香港在住の日本人主婦によるリレーエッセイ Vol.185
Vol.10
人生のハッピー度を爆上がりさせたければ、鈍感力に勝るものはございません。
本来鈍感力という代物を持ってこの世に生まれてきたアラフォーママですが、一丁前にここ数年は敏感力をチラホラ小出しにして粋がってました。
ちゃっかりガラにも無く深読みして気を張りすぎて、何も出来なくなりました。
敏感な生き方は非常に疲れ精神を破壊しかねないし何一つとしてハッピーじゃないので、(わたしには)やはり鈍感力を鍛え直そうと思った次第です。(元からある)
毎日いろんな情報が入ってきて、その一つひとつに敏感に反応すると心の消耗が激しいし、
他人の言動を全て受け取ってしまうことで生きづらさを感じている人ってたくさんいると思う。
(わりとうちのダンナもこのタイプ。鈍感力な人に苛立ちを覚えるみたいですが、生きやすそう、一周回って頭が賢いとみてくれがちです笑)
自分の都合良い方に解釈してよいのです。中傷する人は状況がよくないので、こちらは寛大で良いって事を、たしか渡辺淳一大先生もおっしゃっていました。
どんな場面でも、何を言われようがさらりと受け流せて、自分は自分と胸を張っていられるのが、「鈍感力」。自分を見失うこともなく、相手を責めるような気持ちにもならず、穏やかな心でいられる。
人と比べて落ち込まず、自信を失わない
少々の問題点はあらゆる場面で鈍感力を発揮し続けると、自己成長できず、ただのおバカちんになりかねないので、敏感力3鈍感力7くらいが良いのではないでしょうか。鈍感力10ぐらいのアグレッシブな方は、はっきり言われたことに、傷ついた!と思う前に、言われないと気付かないようなおバカちんにならないようにしましょう。
自分のメンタル状態を把握しておく!
人の発言の意味を深読みしない!
適当に話を合わせる!
話はほどほどに聞いているふりをしつつ、適当に受け流しましょう笑
40代にもなると何が生きやすいか先をみすえた自分らしさとは、ナンなのかって考えますねー。
真面目にきちんとしなきゃダメかっこよくなきゃダメとか意識しだしたらきりがないし、つまらない。何も出来なくなった。と、ボーク重子が放った言葉がリンクしすぎて涙がでた。
年齢を重ねられた凄みのある方と同じ思いだったので救われた出来事のひとつでもあります。
アラフォーママの座右の銘『なんとかなるさ』を口癖に毎日楽しく生きましょう~。
リサーチソース
仕事でも鈍感力は大切
(仕事が出来る人より、人望、気遣い、鈍感力のある人が上をいく傾向)
子育ても鈍感力がモノを言う
(いちいち反応しない、聞き流す)
e-ko.のプロフィール
二児の女の子のママ。17年某有名アパレル企業で働き香港転勤になり退社。流行りを見つけるのが得意技。AB型の個人主義者。酒呑み。好きな言葉は「なんとかなるさ」