夫婦は鏡

昨年の春節に日本に帰省してからコロナにより

家族離れ離れで暮らしています。

主人と離れて暮らすのももう1年半になりました。

主人と結婚して25年。（今年離れ離れの銀婚式でした(T_T)）

子供が3人生まれ、1人暮らしも実に25年ぶりです。

最初のうちは「やっと自由になった～」「最高！」

と思っておりましたが、家に帰って1人なのはやはり寂しいものですね。

コロナの緊急事態宣言下では友人とも思うように会えず、

激的な環境の変化に自分でも感情のコントロールができなかったことが

ありました。

今でも情緒不安定になることがあります。

そんなとき、上海にいた頃、子供が起きてくる朝5:30から6:00までの時間、

主人と他愛もない会話をしていたことをよく思い出しています。

先日電話で話すと主人も同じように感じていました。

自分の気持を聞いてもらうことで心の整理ができていた。

今はそれがないので感情のコントロールが難しいと。

「似たもの夫婦」とよく言いますが、一緒に暮らして、話すうちに

まるで鏡のように性格や顔までも似てくるのだと思います。

長男が生まれてすぐ、主人が1年単身赴任で北京に駐在していたことがあります。

久々に会いにいったとき、「何を話していいのか？」わからなくなっていたことがあります。

一緒に住んでいたときには感じなかった壁のようなものを感じ

主人がとても遠い他人にみえたのを覚えています。

人間は「気」を発しています。

チャットやSNS通話で気軽に話せるようになりましたが、

それではリアルな「気」はなかなか感じられません。

今もスーパー温泉でこの記事を書いています笑

人の「気」を感じることが人間にとってこんなに必要だということに

コロナが気づかせてくれました。

「なんでもないようなことが幸せだったと思う」という歌がありました。

「誰かと一緒に暮らす」「誰かの気を感じる」ということは当たり前ではなく奇跡です。

フライトやVISAが安定して自由に行き来できるようになる日を

心待ちにしております。

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 Kyou氏 プロフィール
海外で3兄弟を育てる中、人を育てる一大事業に頼れるものが何もないことに疑問を持つ。現在上海ママたちに心理学、統計学、コーチングなどを基にした「ままサプリ」展開中。香港にて講座開催中♪

zets_PPW@pocketpage.com.hkまでお問い合わせください。

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