カバーストーリー 2021年6月第3週号「父親節」
「今年の父親節(父の日)は6月20日。
アメリカのドッド夫人が『母の日』にならって、父親に感謝するために白いバラを贈ったのが始まりと言われている父の日、実は国により日付が異なる。
一番多いのは6月第3週日曜日、日本・香港・中国もこの日だ。元となったアメリカもこの日。次いでアフリカや、ヨーロッパのカトリック系の数国は毎年決まって3月19日、北欧諸国は11月の第2日曜日などなど。台湾は8月8日と決まっており、爸爸(パパ)の発音が八八と似ているからだとか。もちろん設定していない国もあれば、祝日とする国もある。韓国では父の日は無いが5月8日を両親の日としているなど、それぞれ国の背景で変わってくる。
また、贈り物として母の日の花はカーネーションだが、父の日はバラ。諸説あるがドッド婦人が、父の日に父親の墓前に白いバラを供えたからとされている説や、1910年の最初の祝典の際には、YMCAの青年が、父を讃えるために父が健在の者は赤いバラ、亡くなった者は白いバラを身につけたからとされているようだ。