イギリス料理「Roganic」@銅鑼湾
Vol.144
マリリン
話題のお店を中心にローカル店など数多くのお店を食べ歩きながら、
趣味のヨガやハイキングも楽しむ香港在住歴11年の日本人女性ライター。
2020年ミシュラン一つ星レストランから
新テイスティングメニューを紹介「Roganic」
長らく続いた規制もようやく少しづつ緩んでレストランでの食事が可能になったここ最近。外での外食も久しぶりという人も多いのでは。そこで今回はオープン当初から話題を集め、オープン1年以内に2020年のミシュラン一つ星を獲得したコンテンポラリーイギリス料理のレストラン「Roganic」を紹介する。
同店は、ミシュランシェフ、サイモン・ローガン氏率いる、イギリスでの話題の素材の持ち味を生かした繊細な味わいと、絵画のように美しいプレゼンテーションが魅力のお店。イギリスの本店では、自家農園で栽培した野菜をたっぷりと使う事をコンセプトとしているが、香港店ではできるだけ地元の契約農家から良質で新鮮食材を取り入れて香港ならではの味も取り入れている。シンプルなプレゼンテーションの中にも工夫の詰まったまさにシェフの腕を感じさせてくれる料理を味わうことができる。
そんな同店から新たなメニューを紹介する。まずは、「Buttermilk Waffle, Whipped Parfait, Cranberry & Hazelnut」、爽やかな味の前菜で、バターミルクのワッフルに鴨のパフェ、そしてセロリのピクルス、そしてクルミを合わせた一品。「Potato Terrine, Smoked Eel, Mussel & Dill」は、ポテトのテリーヌ、ウナギの燻製を重ね、そこに素材の味をより引き立ててくれる香り豊かなディルとムール貝のソースを合わせた一品。目でも舌でも味わえる。マイタケとトリュフのカスタード、そして味噌で煮詰めた「Maitake Mushroom, Truffle Custard & Miso Glaze」は、マイタケ本来の香り豊かな味を活かした一品で、トリュフとの相性が絶妙。最後に、リュフのカスタードとピュレそしてクルミとキノコのムースをトッピングして味をさらに引き立てている。現在は3コースランチ、そしてディナーでは13コーストと9コースのテイスティングメニューでこの新しいメニューを楽しむ事ができる。
さあさっそく有名シェフが手掛ける素材を活かした絶品料理を味わいに出かけよう。
Roganic
住所:Sino Plaza, UG/F. 08, 255 Gloucester Rd, CWB
電話:(852)2817-8383
営業時間:ランチ 12:00~14:00、ディナー 18:00~20:00
ウェブ:www.roganic.com.hk