マリリンのぶらグル巡り Vol.22
辛さが癖になる四川料理の老舗「三希樓(San Xi Lou)」の姉妹店がタイムズスクエアにオープン!
2008年に開店して以来、今年で10周年を迎える中環(セントラル)の「三希樓(San Xi Lou)」。火鍋と本格四川料理の数々、広東料理に飲茶が楽しめる人気の四川料理店。ほとんどの食材は新鮮で安全な食材を自家農場から仕入れて、本場四川で修行した経験豊富なシェフがキッチンで腕を振るう。一度食べてみれば、10年と長年愛され続けている理由が理解できるに違いない。中国四大料理のひとつである四川料理は「酸・甜・苦・鹹・香」の味があり、辛い中にも旨みを感じさせる奥の深い味が特徴で、季節を問わず、辛い物好きには大人気の料理だ。
明るい雰囲気のモダンチャイニーズなインテリア
左:カニを丸ごと唐辛子で炒めた「Baked Crab with Five Pepper」 右:ローストチキン「San Xi Lou Roasted Chicken」
同店は銅鑼湾(コーズウェイベイ)にあるタイムズスクエアのグルメフロアに待望の2店舗をオープンした。新店は清の時代の第6代皇帝の乾隆帝をイメージしたクラシックで品格のあるインテリアを基調としている。鳥かごの照明などをインテリアに取り入れて、コンテンポラリーでモダンな東洋と西洋をうまく融合した雰囲気で、若い世代の「三希樓」ファンにも受け入れられている。
これからの季節に食べたい鍋
新店でも同店の看板メニューは健在。見た目も真っ赤で見るからに辛い、四川料理の“麻”と“辣”を活かした、舌がピリピリするほど辛いスープで白身魚と季節野菜の煮込み料理の「水魚煮」は激辛料理と言われているが、奥深い辛さは病みつきになる。同店で使用している魚は、飲料用で使用可能なほど、綺麗な水で育った良質の魚を使用していて、非常に淡泊でナマズ特有の臭みも全くない。お好みでスジアラやマンダリンフィッシュに変更することが可能。その他にも贅沢なロブスターに山椒を利かせた辛さがたまらない「Ma Po To fu with Lobster」はライスやビールとの相性が抜群。
三希樓の人気メニューの 「水魚煮」
リッチにドレスアップした 「Ma Po Tofu with Lobster」
注目したいのは、新店限定の新メニュー、5種類の唐辛子で炒めた「Baked Crab with Five Pepper」は唐辛子や山椒などをこれでもかと使用した舌にさすような辛さが食欲を倍増させてくれる。「Braised Prawn with Cabbage」は、中国青島産の大きな白エビに白菜をエビの卵で加えた出汁で調理し、一段とリッチに味わい深く心温まる一品。広東料理の伝統料理であるローストチキン「San Xi Lou Roasted Chicken」は生後80日の鶏肉を使用しており、黄金色にローストされた身は柔らかくお肉はジューシー。
冬定番の火鍋にも注目したい。同店の看板メニュー、本格四川の辛い麻辣スープの火鍋は四川から取り寄せた香辛料をたっぷり使用しており、辛いだけでなく深みのある味わいが魅力。新店限定のスープには、旬のカボチャを使用し、辛さと甘さが融合した「Spicy Pumpkin Broth」、野菜の漬物と魚をベースにした「Preserved Vegetables and Fish Broth」の2種類のスープを用意。寒い冬に体の芯から温めてくれる火鍋は友人や家族と鍋を囲んでわいわい楽しみたい。
さあ、さっそく癖になる辛さが病みつきになる四川料理を味わいにでかけてみては。
三希樓
銅鑼湾(コーズウェイベイ)店
住所:Shop 1102, 11/F.,Food Forum, Times Square,1 Matheson St., CWB
電話:(852)2111-9952
時間:お問合せ下さい
中環(セントラル)店
住所:7/F., Coda Plaza,51 Garden Rd., Central
電話:(852)2838-8811
時間:11:30~16:00、17:30~23:00